8月14日、インドネシアのジャカルタで「第18回アジア競技大会(夏季大会)」の男子バスケットボール競技が開幕し、日本代表がチャイニーズ・タイペイ代表と対戦した。
ベンドラメ礼生(サンロッカーズ渋谷)、辻直人(川崎ブレイブサンダース)、熊谷尚也(大阪エヴェッサ)、永吉佑也(京都ハンナリーズ)、太田敦也 (三遠ネオフェニックス)の5人で試合に臨んだ日本は、6-7で迎えた第1クォーター残り3分52秒に佐藤卓磨(滋賀レイクスターズ)が3ポイントシュートをマーク。勝ち越しに成功すると、佐藤、張本天傑(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)、橋本拓哉(大阪エヴェッサ)が得点を積みあげ、17-11と6点のリードを奪った。
第2クォーターに入ると、開始1分16秒にシェーファー アヴィ幸樹(ジョージア工科大学)がダンク、同1分44秒に佐藤がジャンプシュートで加点。その後も張本や太田、べンドラメなどの得点で点差を広げ、37-30で前半を終了した。
そのまま逃げきりたい日本は、第3クォーター開始2分35秒から辻と熊谷の連続3ポイントで47-34と13点差に拡大。しかし中盤以降にインサイドやファーストブレイクから失点を重ねると、残り3分14秒に3ポイントを与えて3点差に詰め寄られる。さらに、同1分17秒に同点に追いつかれ、残り約1分間で2本の3ポイントを決められた。
第4クォーターで追う立場になった日本は、佐藤、べンドラメ、今村佳太(新潟アルビレックスBB)などを中心に反撃を仕掛け、試合終了残り3分11秒の時点で64-66。しかしその後の得点が伸び悩み、最終スコア65-71で敗戦を喫した。
■「第18回アジア競技大会(夏季大会)」予選第1戦
日本 65-71 チャイニーズ・タイペイ
JPN|17|20|16|12|=65
TPE|11|19|29|12|=71