9月13日、男子日本代表チームは「FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区 2次予選(Window4)」でカザフスタンと対戦する。12日、前日練習がメディアに公開された。
「ビデオを見ていてもすごいオフェンスリバウンドにくるチームなので、そこが一番カギになると思う。しっかりボックスアウトをしてリバウントを取ることが大事」
練習後、そうカザフスタンの印象について述べたのは、日本のインサイドを担うことが予想される八村塁(ゴンザガ大学)。「最年少ですけど、チームの一員としてリーダーシップも少しずつ発揮できればと思う」と頼もしい言葉も口にした。
ゴンザガ大での学業やチーム事情により、一時は今回の招集が危ぶまれていた時期もあったが「(ゴンザガの)チームにも出たいという気持ちを伝えていた。学校やコーチからも行っていいと言われ、勉強もありますけど、返ってくるのは全部自分。迷いもあったが、プレーしたい気持ちの方が大きかった」と経緯を説明。日本中も期待しているフル代表で渡邊雄太(メンフィス・グリズリーズ)と一緒にプレーすることについては「『いつか日本代表でやろう』と話していた。これが明日、現実になると思うのですごい楽しみにしています」と当時の思い出を振り返りながら話した。
日本は、カザフスタン戦後の17日、ホームでイラン代表との一戦を控える。最後に八村は2連勝へ向け「次の世界大会(FIBA ワールドカップ 2019)に向けてもすごく大事になるので、しっかりと勝ちたい」と意気込んだ。