11月29日、「FIBAワールドカップ2019 アジア2次予選Window5」のカタール戦を翌日に控え、男子日本代表が前日練習の一部を報道陣に公開した。
オーストラリアのブリスベン・ブレッツでプレーする比江島慎は、練習後の会見にて「今の順位ではただ勝つのではなく、出だしからアグレッシブに点を取りにいって、出来るだけ失点を抑える必要がある」とホーム2連戦へ向けての方向性を話した。今回のWindowに八村塁(ゴンザガ大学)と渡邊雄太(メンフィス・グリズリーズ)がいないことに関しては、「今までやっていきた激しいディフェンスに加えて、前回得点源であった塁と雄太がいない分、みんなでアグレッシブに点を取っていかなければいけない。そして、その役割を全うしたいと思っています」とエースとしての自覚を示した。
「もちろんオーストラリアで試合に出られていないので(試合に)飢えている部分はありますが、第一に日本のために戦いたいというモチベーションが高いです」。
最後に、カタールとの一戦へ「どういう展開になるかはわからないですけど、出だしから僕たちのバスケットができればカタールに勝つチャンスはあると思うので、気を引き締めて明日を迎えたいと思います」と話した比江島。同試合は、19時から富山市総合体育館にて行われる。