12月3日に富山市総合体育館で行われた「FIBAバスケットボール ワールドカップ2019 アジア地区 2次予選(Window5)」で、男子日本代表がカザフスタン代表を相手に86-70で勝利を収めた。
11月30日に行われたカタール戦の第2クォーターに足首を負傷し、「コンディションとしてはあまり良くない」中でカザフスタン戦にスタメン出場した富樫勇樹(千葉ジェッツ)は、2得点3アシストと持ち味のオフェンス力を発揮できず。しかし、「試合に勝つためにずっとやってきたので、与えられた時間を全力でプレーできたかなと思う」と話したように、約32分間の出場でチームをけん引した。また、「オリンピックとワールドカップという2つの大会に本当に近づけた2勝だと思いますし、それ以上に八村(塁/ゴンザガ大学選手、渡邊(雄太/メンフィス・グリズリーズ)選手がいなくて心配の声もあったと思いますが、しっかり全員で戦いきって勝てたことが僕としてはうれしい」とコメントし、勝利を喜んだ。
次のWindow6はアウェイ2連戦。2019年2月21日のイラン戦、24日のカタール戦だ。富樫は「これまで以上に大変な試合になると思うが、しっかり準備して戦えたらなと思う」と意気込みを語りつつ、自身のケガについても「しっかり治療と足のケアをしながら戦えていけたら」と口にした。