12月3日に富山市総合体育館で行われた「FIBAバスケットボール ワールドカップ2019 アジア地区 2次予選(Window5)」で、男子日本代表がカザフスタン代表と対戦。最終スコア86-70で勝利を収め、比江島慎(ブリスベン・ブレッツ)は41得点のニック・ファジーカス(川崎ブレイブサンダース)に次ぐ14得点をマークした。
比江島の活躍が光ったのは、第4クォーター終盤だ。日本の得点が停滞した時間帯に、点差を2ケタに広げるタフな3ポイントを沈めると、次のポゼッションではファジーカスの得点をお膳立て。比江島は試合後、「重たい時間帯があった時こそが僕の出番だなと思っていた。全員がディフェンスでがんばっていて、オフェンスで(期待に)応えるだけだったのでうまくいって良かった」と安堵の表情を浮かべた。
Window6は2019年2月21日にイラン、24日にカタールとのアウェイ連戦が控えており、「本当に厳しい戦いになると思うので、しっかり意識して準備していきたい」。八村塁(ゴンザガ大学)と渡邊雄太(メンフィス・グリズリーズ)が不在の中で2戦計26得点と結果を残したエースは「日本のために成長して帰ってきたい」とオーストラリアでの再起を誓った。