2月5日、男子日本代表チームが21日、24日に敵地で行われる「FIBAバスケットボール ワールドカップ2019 アジア地区 2次予選(Window6)」へ向け強化合宿をスタートさせた。
イラン、カタールと戦う敵地でのWindow6は、8月末から開催される「FIBAバスケットボール ワールドカップ2019」出場が懸かる大事な2連戦。5日の練習後、報道陣の前に立った竹内譲次(アルバルク東京)は、「ワールドカップ出場を決めて、東京オリンピックにつながるような試合にしたい」と意気込みを述べた。
現在34歳の竹内は、自国開催となった「2006年FIBAバスケットボール世界選手権」にも日本代表として出場した経験がある。「当時21歳で代表のユニフォームを着させていただいたんですけど、正直その時はワールドカップに出場することの重さや、日本代表に対して強い意識を持てなかった」という。「ただ、今の若い選手たちは日本を離れて世界で活躍していますし、若くても(日本代表に対して)強い意志を持っているので頼もしいです」と、当時の自分と今の若手選手たちを比べるような言葉を残した。
21日に激突するイランについては、「イランにとってホームで負けられない試合。会場も多くの観客で埋まると思いますし、選手も日本には来なかったメンバーが出てフルメンバーでくると思うので、本当に総力戦になる」と言及した。24日にはカタールと激突する日本。11月のWindow5では、後半に突き放し85-47で快勝した相手だが、「ホームでは点差をつけて勝つことができたが、アウェイの地では会場がどういう雰囲気かわからない中で試合をするので、前回の勝ちを忘れて試合に臨まないと足元をすくわれる」と警戒を強めた。