2月22日に「FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区 2次予選(Window6)」が行われ、男子日本代表がイラン代表相手に97-89で勝利。予選通算成績7勝4敗でグループ2位に浮上し、本戦出場に大きく前進した。
先発センターのニック・ファジーカス(川崎ブレイブサンダース)は相手ビッグマンのメイサム・ミルゾイと激しいマッチアップを繰り広げながら、16本のフィールドゴールのうち10本を成功。「シュートが良かった」と明かしたようにフリースローも8本中6本決め、チーム最多の26得点をマークした。
日本は試合序盤からゴール下を圧倒され、45個のリバウンドを献上。それでも、ファジーカス、竹内譲次(アルバルク東京)、太田敦也(三遠ネオフェニックス)といったビッグマン中心に体を張り続けた。
「すごくタフだった。相手は全員で取りに来ていたし、(そこが)彼らの強みでもあると思う。しかし、試合の結果がすべてだと思うので、勝てて良かった」
7連勝のきっかけとなったオーストラリア戦から日の丸を背負う救世主は「世界のステージに立つことが自分にとって一番の楽しみ。この経験を楽しんでいきたい。チームとしても正しい方向に進んでいると思う」と先を見据えている。