主将としてW杯出場に導いた篠山竜青「日本の夜明けが来たと思う」

カタール戦ではスーパーショットを決め、チームに流れを呼びこんだ篠山 [写真]=fiba.com

 2月24日に行われた「FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区 2次予選(Window6)」で、男子日本代表がカタール代表を相手に96-48で快勝。グループFの2位で世界への切符を手にした。

 主将として代表チームをまとめた篠山竜青川崎ブレイブサンダース)は試合後のヒーローインタビューで「非常にうれしいですし、ホッとしています」と本戦出場決定を喜び、「応援してくれた皆さまのおかげだと思います」とファンへ感謝。4連敗から破竹の8連勝を飾った予選について「試合を重ねるごとにチームの成長や自信を感じながら戦い抜くことができたので、非常にやっていて楽しかったという思いです」と振り返った。

 自身は第3クォーター残り3分、難しい体勢でのワンハンドブザービーター3ポイントを成功。「今の日本の勢いがそのまま出たようなシュート。いいシュートでした」。チームはこの一撃でリードを32点まで広げ、最後の10分間も相手を寄せつけなかった。

「厳しい予選でしたが、たくさんの応援ありがとうございます。日本の夜明けが来たと思うので、これからは明るい未来をファンの皆さんと一緒に楽しみながら突き進んでいきたいと思います。もう一回、Bリーグを盛りあげたい。代表、Bリーグをよろしくお願いします」

 ファンへのメッセージの際、3月2日から再開するBリーグについても忘れなかった篠山。8月のワールドカップに向け、日本国内のバスケットボール界がさらにヒートアップしていくことに期待したい。

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