ジョーンズ杯へ臨む日本代表候補に選出された張本天傑「W杯へのレベルアップにつなげたい」

若手中心の強化合宿メンバーに招集された張本

 7月3日、男子日本代表チームによる第2次強化合宿の模様が報道陣に公開された。

「第41回 男子ウィリアム・ジョーンズカップ」に向けた同合宿のメンバーに選出された27歳の張本天傑名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)は、ワールドカップ予選でも日本代表として出場し、21年ぶりとなる自力での本大会出場に貢献した。練習後、囲み取材に応じた張本は、今回招集された平均22.9歳のメンバーについて「若手と一緒に合宿をするのは、自分にとってすごくいい刺激になっています。今、日本が求めている高さと速さのあるバスケットがこういう若い世代にかかっているように感じます」と期待を寄せた。
 
 張本は197センチ100キロの体格ながら、スモールフォワードとパワーフォワードでプレーできることが強みでもある。これまでの代表活動では、主にパワーフォワードの役割を担っていたが、「今回の合宿ではビックマンではなくペリメーターの選手として主に使うと言われました。今までの4番ではなくて3番ポジションに挑戦しながら、ワールドカップまでにその3番ポジションに慣れるよう、このジョーンズカップをとおして個人のレベルアップにつなげていきたいと思います」と意欲を示した。

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