2019.07.06
7月3日、味の素ナショナルトレーニングセンターにて男子日本代表チームによる第2次強化合宿の模様が報道陣に公開された。
今回招集されたメンバーは、7月にチャイニーズ・タイペイで開催される「第41回 男子ウィリアム・ジョーンズカップ」に向けた選考が目的。6月の第1次育成キャンプにも参加したメンバーのほか、ワールドカップ予選を経験した張本天傑(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)やベンドラメ礼生(サンロッカーズ渋谷)、帰化選手のニカ・ウィリアムス(秋田ノーザンハピネッツ)など計21名が選ばれた。
公開練習に姿を見せたのは、終始別メニューとなった選手を含め18名。最終メンバー選考も佳境に入り、今大会を指揮するエルマン・マンドーレヘッドコーチは、「今日はチームディフェンスの部分にフォーカスしました。また、新しく導入したオフェンスシステムを、本大会に向けてしっかりと使えるよう最終確認しています」と報道陣に向け説明。コート内の選手たちは激しいボディコンタクトで、より実戦を意識したメニューをこなしていた。
平均22.9歳と若手中心ながら、195.5センチの平均身長を誇る今回の日本代表。指揮官は、1人の選手が中心になるのではなく、あくまでチームプレーを重視している。「チーム全体でいい連携が取れるように、いろんなタイプの選手を連れてきて、基礎を作っています。選手一人ひとりがそれぞれの役目をこなしてくれたら、もちろんチームとしても機能しますし、いい結果が残せると思っています」。
アシスタントコーチを務める佐古賢一氏は、同合宿メンバーに名を連ねた20歳の渡邉飛勇(ポートランド大学2年)を「昨年からフル代表候補に選ばれてますし、サイズ(207センチ)もあって面白い」と期待を寄せる。また、ベンドラメや安藤周人(名古屋D)らの“Bリーグ組”に関しても「昨年から大きく成長している」と評価した。
「ここに集まっている選手の経験だけではなく、日本のバスケットのスタイル、流れをジョーンズカップでもパフォーマンスとして発揮できればなと思っています。しっかり結果を求めていきたいです」(佐古AC)
なお、同合宿は11日まで行われる予定だ。
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