7月30日、「FIBAバスケットボールワールドカップ2019」に向けた男子日本代表の候補選手16名が発表された。
渡邊雄太(メンフィス・グリズリーズ)や八村塁(ワシントン・ウィザーズ)を擁し、中国で行われる世界大会に挑む日本。チームを率いるフリオ・ラマスヘッドコーチは富樫勇樹(千葉ジェッツ)がケガで離脱したことを悲しみながらも、「16名のリストに満足している。W杯へのベストメンバーを選んだと思っている」とコメントした。
富樫の代役として、安藤誓哉(アルバルク東京)、篠山竜青(川崎ブレイブサンダース)、ベンドラメ礼生(サンロッカーズ渋谷)の3人に加え、田中大貴(A東京)の名を挙げた。「ワールドカップで対戦するチェコには(トマシュ)サトランスキー(シカゴ・ブルズ)という長身ガードがいて、そういったサイズの大きいポイントガードに対抗できる方法として(田中の起用を)考えている」
また、31日からチーム練習に合流するという、渡邊雄太(メンフィス・グリズリーズ)と八村塁(ワシントン・ウィザーズ)の“海外組”についても言及。「彼らが世界トップリーグのレベルに到達したのは評価すること」と称え、「周りの選手にいい影響を与え、日本人でもがんばればこのレベルに届くんだ、と伝えてくれている。チームにとって必要不可欠で、アスレチックな能力や技術面においても柱になる存在」と期待を寄せた。