8月14日にカルッツかわさきで「バスケットボール日本代表国際試合 International Basketball Warm-up Game 2019」が行われ、男子日本代表(FIBAランキング48位)がニュージーランド代表(同38位)に87-104で敗れた。
12日のニュージーランド戦では出場機会がなかったシェーファーアヴィ幸樹(滋賀レイクスターズ)だが、この日は第3クォーター終盤から第4クォーター残り3分2秒までコートに立ち、2得点3リバウンド2ブロックをマーク。特にチーム最多となる2つのブロックショットは、ベンチに下がる時点で9点差まで追い上げる原動力となった。「ニュージーランドは速攻が強いチームだから、持ち味の走力を活かして真っ先にディフェンスに戻ることを意識していた。千葉での試合は出られずに少し悔しい思いもしたが、そこで動きを見ることができたことが今日の試合に活きた」と試合を振り返った。
今回の代表メンバーには、「第41回ウィリアム・ジョーンズカップ2019」でもチームメートだった安藤誓哉(アルバルク東京)、安藤周人(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)に加え、昨季シェーファーが所属していたA東京の選手も計4名招集されている。本人も「硬くならずにリラックスしてプレーできた」と明かし、良い環境の中でプレーできていることが今回の活躍につながったのかもしれない。
22日のアルゼンチン戦、24日のドイツとの強化試合に向けては、「自分がどこまで通用するか確かめたいし、楽しみ」と話し、「インサイドでどんなにでかい相手でも体をぶつけること。ピックアンドロールを忠実にやること」を自身のアピールポイントとして挙げ、代表メンバー生き残りへ意欲を示した。