スペイン代表相手に20得点を挙げた八村塁「後半はいい流れでできる時間帯あった」

スペイン相手にチーム最多の20得点を挙げた八村塁[写真]=fiba.com

 7月26日、男子バスケットボールの予選ラウンドが行われ、日本代表は77−88でスペイン代表に敗れた。

 45年ぶりとなるオリンピック出場を果たした男子日本代表。前半終了時点で28−48と20点のリードを奪われるも、後半に猛チャージを見せ、一時は点差を1ケタまで縮めた。あと一歩及ばず勝利とはならなかったが、粘り強い戦いを披露した。

 NBAのワシントン・ウィザーズで主力選手として活躍し、日本のエースとして初戦に臨んだ八村塁は、前半こそ相手の激しいマークに遭ったためなかなか得点を挙げられなかったが、後半に入って覚醒。得意のミドルレンジシュートや3ポイントシュートをリズム良く沈め、追い上げに大きく貢献した。

 日本バスケットボール協会(JBA)は、試合後の八村のコメントを掲載している。「出だしはあまりよくなかったです。第3クォーターにはしっかりと追い上げることができましたが、相手は(2019年)ワールドカップで優勝したスペインであり、その差が出て負けてしまったと思います。しかし、後半には良い流れでできている時間帯もあったので、そこを試合の最初から出して行けるようにしたいです」。

 日本は29日にルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)擁するスロベニア代表と対戦する。八村は「ドンチッチ選手はスーパースターです。しっかりと映像を見て、チームとしてディフェンスしていかなければいけないです」と警戒感を示している。

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