3月10日に熊本県立総合体育館で第18回Wリーグファイナル第2戦が行われ、大会9連覇を狙うJX-ENEOSサンフラワーズがトヨタ自動車アンテロープスに74-63で勝利を収めた。
第1クォーターは第1戦のリベンジを目指すトヨタ自動車にペースを握られる。森ムチャに連続得点を与えて試合序盤でビハインドを背負うと、栗原三佳に連続3ポイントを決められ、19-24で最初の10分間を終えた。続く第2クォーターもなかなか追いつけない時間が続くが、残り2分13秒に吉田亜沙美が3ポイントを決めると、その後は4連続得点を奪い、39-36と試合をひっくり返した。
後半は開始2分39秒に42-41と逆転されるも、宮澤夕貴の3ポイントですぐさま応戦。一時は1点差に詰め寄られながらも、藤岡麻菜美や間宮佑圭の得点で突き放す。6点リードで迎えた最終クォーターは、この試合で19得点を挙げた水島沙紀や同16得点を挙げた森を起点に攻めこまれる。しかし、間宮や石原愛子の活躍もあり、JX-ENEOSが白星。ファイナルは3戦先勝方式で行われるため、2連勝を飾ったJX-ENEOSが優勝に王手をかけた。
なお、第3戦は12日の15時30分より、国立代々木競技場第2体育館で開催される。
【試合結果】
JX-ENEOSサンフラワーズ 74-63 トヨタ自動車 アンテロープス