JX-ENEOSの大崎佑圭、今季は選手登録せず「お腹に新しい命を授かっている」

2018-19シーズンの選手登録を見送ると明かした大崎 [写真]=山口剛生

 JX-ENEOSサンフラワーズは5月31日、『大崎佑圭選手に関するお知らせ』と題したリリースを公開し、同選手のメッセージを公式HPに掲載した。

「いつもサンフラワーズにあたたかいご声援をいただきありがとうございます。ファンの皆様へご報告があります。私は今シーズン(2018-2019)、選手登録しないことを決めました」

 現在28歳の大崎は東京成徳大学高校を経て、2009年に同クラブに加入。185センチの体格を活かして日本代表でも活躍し、2016年のリオデジャネイロオリンピックにも出場した。また2017年4月の結婚に伴い、登録名を「間宮佑圭」から「大崎佑圭」に変更している。

 大崎は今季の選手登録見送りについて、次のように説明した。

「2009年に入部して以来、毎年自身の目標を立て、沢山の方からサポートをいただきながら仲間と共に取り組んで参りました。その結果、Wリーグ・皇后杯での連覇をはじめ、日本代表では世界レベルの大会でメダルを獲得するなど、バスケットボール選手としてとても幸せな時間を過ごすことができました。オフシーズンを利用し「次の目標」をどこに設定するかチームスタッフと何度も相談し『チームのこと』と『私の人生』について考え悩んでいたところ、お腹に新しい命を授かっている事がわかりました」

「この命に導いてもらい、私が今するべき事がはっきりとしました。まだまだ小さな命ですが、今後は体調面と相談しながら、練習や選手のサポートなどのお手伝いさせていただき、私がサンフラワーズや日本代表で経験して得た知識や技術面などを次世代に伝えていく予定です。ファンの皆様にプレイをお見せすることができなくなりましたが、これまでと同様に『私の人生』をあたたかく見守っていただけると嬉しいです。これまで私を支えてくれたファンの皆様、本当にありがとうございました。いつかまたお会いできることを楽しみにしています」

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