2018.04.26
4月24日、15日から都内で行われている女子日本代表候補選手による強化合宿が報道陣に公開された。
今年度の女子代表は8月にインドネシアで開催される『第18回アジア競技大会』、9月にスペインで開催される『FIBA女子バスケットボ ールワールドカップ2018』をターゲットとし、2チーム編成で2つの大会に臨むことが決定。そのため、同合宿前には初選出22名を含む計52名の候補選手が発表された。
この日、初選出の中で報道陣に一際大きな注目を集めたのはオコエ桃仁花(デンソー アイリス)。練習後の会見に応じたオコエは「どのチームもエースの人たちが集まってきているので、緊張感のある練習ができて、とても自分のためになっています」と口にし、初のフル代表合宿に有意義を感じているようだ。
代表では本来の4番(パワーフォワード)のポジションではなく、3番(スモールフォワード)でプレーすることを命じられているというオコエ。5対5のゲーム形式の練習では、ボールハンドリングでややもたつくプレーがあったが、コーナーから3ポイントを射抜く場面も見られた。「今はそこを課題としてたくさん教えてもらっているので、自分の成長につながっていると思います」とポジティブに捉えているが、一方で、「ディフェンスができないと残っていけないので、ディフェンスをもっとがんばりたいと思います」と具体的な課題も挙げた。
また、現在19歳のオコエは、2年後に控えた2020年東京オリンピック出場を夢見る一人でもある。 「目標とか夢はずっと変わらず、お兄ちゃんともいつも目標確認をしているのでそれは変わっていません。2人でオリンピックに出たいです」と1歳上の兄である瑠偉(東北楽天ゴールデンイーグルス)とともにオリンピック出場を果たす意欲を示した。
そのためには同合宿で生き残り、目の前に控える大会で結果を出すことが近道であることは間違いない。今後の過酷なサバイバルへ向け、オコエは会見の最後にこう意気込んだ。
「Wリーグに入ってから3ポイントを少し磨いたので、3ポイントもあって、中(インサイド)もできるところをアピールしていきたいです」
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