1日、Wリーグのデンソーアイリスはセルビア代表を指揮するマリーナ・マルコビッチ氏をヘッドコーチとして迎え入れることを発表した。なお、2019年度HCを務めたヴラディミール・ヴクサノヴィッチ氏は、引き続きアソシエイトHCとしてチームに携わることになる。
昨シーズン、トヨタ自動車アンテロープスがリオ五輪銀メダル獲得に尽力したスペイン代表HC、ルーカス・モンデーロ氏をチームのHCに招へいしたことは記憶に新しい。そして今年はデンソーがビッグサプライズを用意していた。ヴクサノヴィッチHCはセルビア代表を15年に行われたユーロバスケット女子で金メダル、16年のリオ五輪では銅メダルに導いた現役バリバリの指揮官でもある。
今回の就任に際し、マルコビッチHCはファンに向けてチームの公式ホームページを通じてメッセージを送っている。
「ファンはいつでもチームにとっての魂です!
ファンのサポートないチームは哀れなものです。
デンソーアイリスの素敵なファンについては、どこでプレイしてもチームをフォローしてくれているなど、いろいろなお話をうかがっています。
ファンの皆さんには、選手やスタッフを身近に感じてもらいたいと思っています。
バスケットボールへの愛と献身を皆さんと共有したいと思っておりますので、是非試合に来て選手を応援してください。
ひとつでも多くの勝利を味わっていただけるように頑張ります」
今年度のデンソーは日本代表の本川紗奈生を移籍で獲得するなど強化に余念がない。それだけにチームの動向から目を離せないと言えるだろう。