Bリーグ公認応援番組
『B MY HERO!』
ハラハラドキドキのスリルとサスペンス! 号泣必至のヒューマンストーリーに、胸のうずく感動的な恋物語。最近観たこの映画から、心に残るあの作品まで、古今東西の名作の数々を選手が紹介。
抜群の得点力を誇り、新シーズンからデンソーアイリスでプレーする女子日本代表の本川紗奈生選手は思い出に残る大好きな5作品をチョイスしてくれました。
映画を選ぶ基準は「“これ!”と心惹かれるものを見付けたら」
『恋は雨上がりのように』
公開:2018年(日本)
監督:永井 聡
出演:小松菜奈、大泉洋、清野菜名、他
https://www.youtube.com/watch?v=kwAgjGzt5io
元々は漫画で連載されていた作品で、高校2年生の女の子(小松菜奈)がアルバイト先の40代の店長(大泉洋)に恋をするというストーリー。私は北海道出身なので、同郷の大泉洋さんは昔からテレビで見ていた親近感のある俳優です。その大泉さん扮するおじさん店長にクールな小松菜奈さんが恋をするという現実離れした話がなかなか面白いです。実写版もいいですが、アニメ版の雰囲気も好きですね。
『ビリギャル』
公開:2015年(日本)
監督:土田裕泰
出演:有村架純、伊藤淳史、野村周平、他
https://www.youtube.com/watch?v=dWvdSn1Tt14
高校生が偏差値を40上げて慶應大学に合格するという話。書籍も話題になりましたが、私は映画だけを観ました。4年くらい前に観たのですが、主人公が勉強をがんばる姿を見て、そのときはもう(Wリーグのチームで)バスケットをしていたのですが「私も英語の勉強しなきゃ」と強く思った作品でもあります(笑)。私は昔から英語に興味があって。高校時代の先生のおかげで、英語が好きになり、当時も英語の授業は真剣に聞いていました。
今は、ZOOMなどでオンライン英会話をやってみたいと思うのですが、なかなかそこまでの勇気がなくてできません。人見知りなので…。知らない人が相手だと思うとなかなか一歩が踏み出せないのですが、この映画は「勉強したい!」と思わせてくれる貴重な作品。『勉強しよう』という気がなかなか起きない人は、有村架純ちゃんのがんばりを見てほしいと思います。
『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』
公開:2019年(日本)
監督:河合勇人
出演:平野紫耀、橋本環奈、他
https://www.instagram.com/p/B2C1kwxnPQp/
King & Princeの平野紫耀さんが大好きなので、映画館に観に行きました(笑) 。コメディ要素がふんだんに織り込まれていますが、最後はかなりキュンキュンきます。まぁ、紫耀くんなので常にキュンキュンできますが(笑)。
実は生まれて初めて1人で映画館を行ったのがこの作品です。チームメイトを誘って一緒に行こうかどうか迷ったのですが、恥ずかったというのが本音で。「先輩がキンプリ好きでさ~、一緒に見に行ったよ」なんて後輩に言われるのも…(笑)。だから1人で観に行きました。初めてテレビで紫耀くんを見たときは「天然だな」ぐらいにしか思わなかったのですが、たまたまSNSでキンプリの踊ってる動画を見たら、そのギャップがすごくて。キラキラした王子様とは違った一面を見て、一気に惹かれました。
『美女と野獣』(実写版)
公開:2017年(アメリカ)
監督:ビル・コンドン
出演:エマ・ワトソン、ダン・スティーヴンス、他
https://www.youtube.com/watch?v=MyK-pfL4xEM
子どもの頃に観たアニメ版では、最後の戦うシーンが怖く感じたりもしていたし、まだまだ内容をよく理解しきれていなかったりしていたのですが、実写版では、ストーリーがすっと心に入ってきて。「この映画、好き!」と直感的に思いました。
それに、実写版にはエマ・ワトソンが出演しているのですが、彼女が出演していた『ハリーポッター』シリーズをよく見ていたので、お姫様の役をどのように演じるんだろうという興味もありました。この映画は、女子日本代表の海外遠征の際、飛行機の中で見ました。多分、その時の代表メンバーたちは、みんな飛行機の中で見たと思いますよ。
『ミュージアム』
公開:2016年(日本)
監督:大友啓史
出演:小栗旬、尾野真千子、野村周平、他
https://www.youtube.com/watch?v=igenGwcG0fE
実はホラーやSFも、たくさん見ます。怖い映画、割と好きなんです(笑)。心がポッとしているときに冷たいものが欲しくなるような。逆に寒くなるような映画を見た後に心温たまる映画を見たら感謝ができるというか(笑)。非現実的な物語を見て、現実に感謝できるという気持ちが私のどこかにあるみたいで…。
ただ、この『ミュージアム』は怖くてさすがに一人では見られなかったです。小さい時、家で父が『リング』を観ているだけでも夜眠れなかったり、トイレにも行けなかったりしていたのですが、小学生の高学年になってから、仲の良かったクラスの女子10人ぐらいでよく私の家で怖い映画を見たんです。そうしたら免疫がついたというか、いつの間にか慣れました。
当時寮には、眠れないときに私の部屋に来る後輩が1人いて。そういう時は一緒にDVDを観ていました。ところが、私たちが卒業するときの“3年生を送る会”で、その後輩が「2年間お世話になりました。特に夜、一緒にDVDを観たことは忘れません」と寮生みんなの前で挨拶したんです。「うん、それ言っちゃダメなやつだからね」と私も笑いながら返したのですが…(笑)。寮母さんも寮のみんなも笑っていました。札幌山の手高校は、こういう話を笑いに持っていけるところはあるので、(コーチの)上島正光さんも、この話を聞いたら『お前らしいな』と笑ってくれると思います」