東地区は日立ハイテクとENEOSが開幕4連勝、西地区のトヨタ自動車も未だ負けなし

 9月26日から27日にかけて、Wリーグ第2節が開催された。

 富士通レッドウェーブは、新潟アルビレックスBBラビッツと対戦。富士通は第1戦、第1クォーターを30-17と試合の主導権を握ると、その後もペースを崩さず、89-67で快勝した。続く第2戦でも、第1クォーターから27-11と大量リードをゲット。後半だけで57得点を記録するなど攻撃がうまく噛み合い、103-68と100点ゲームで連勝した。

 第1節で連勝をマークした日立ハイテククーガーズは、シャンソン化粧品シャンソンVマジックと激突。第1戦は、第1クォーターを11-17と劣勢に立たされたものの、第2クォーターでは27-18と息を吹き返し、38-35で後半へ。後半では一進一退の攻防が続いたが、谷村里佳が両軍最多の24得点をマークする活躍もあり、最終スコア73-70で接戦を制した。第2戦は、前半終了時点で40-21と大きくリードした日立ハイテクが連勝を飾った。

連勝中のENEOSサンフラワーズは、東京羽田ヴィッキーズと対戦。第1戦は、渡嘉敷来夢が29得点、林咲希が25得点と爆発し、最終スコア109-78で快勝した。第2戦ENEOSは、第1クォーターから36-12と大きくリードを奪うとその後もリードを許すことなく、最終スコア98-69で連勝を「4」に伸ばした。

 デンソーアイリスは山梨クィーンビーズと対戦。第1戦は前半終了時点で46-21と大きくリードを奪ったデンソーが最終スコア84-68で快勝。山梨は若原愛美が19得点をマークするも敗れた。第2戦でも終始試合のペースを掴んだデンソーが75-52で連勝をマーク。

 第1節で連勝を記録したトヨタ自動車アンテロープスは、三菱電機コアラーズと対戦。第1戦では馬瓜エブリンがチーム最多の18得点、馬瓜ステファニーと三好南穂が17得点、長岡萌映子が11得点13リバウンドをマークし、最終スコア82-69で勝利した。第2戦では馬瓜ステファニーが高確率でシュートを沈め、22得点の活躍。攻撃をけん引し、最終スコア78-66で連勝を「4」とした。

 第1戦を最終スコア81-68で先勝したトヨタ紡織サンシャインラビッツは、第1クォーターはどちらも譲らない展開となり19-21。しかし第2クォーターを18-11と抜け出すと、その後も試合のペースを握り、最終スコア68-60と接戦を制した。勝利したトヨタ紡織は、齋藤麻未が17得点、東藤なな子が16得点、平末明日香が15得点を記録し勝利に貢献した。

■試合結果
○9月26日
新潟 67-89富士通
シャンソン 70-73 日立ハイテク
東京羽田 78-109 ENEOS
デンソー 84-68 山梨QB
三菱電機 69-82 トヨタ自動車
トヨタ紡織 81-68 アイシンAW

○9月27日
新潟 68-103 富士通
シャンソン 71-94 日立ハイテク
東京羽田 69-98 ENEOS
デンソー 75-52 山梨QB
三菱電機 66-78 トヨタ自動車
トヨタ紡織 68-60 アイシンAW

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