『Wリーグオールスター2020-2021 in 代々木』開催中止を発表

 1月12日、一般社団法人バスケットボール女子日本リーグ(Wリーグ)は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、政府が一都三県に対して緊急事態宣言を発令したことを受け、1月24日、国立代々木第二体育館にて開催予定の『ステーキハウス ブロンコビリー presents Wリーグオールスター2020-2021 in 代々木』および、23日に開催予定だった前日特別イベント『第21回 Wリーグ引退選手による“LAST GAME”』の開催中止を決定したと発表した。

 発表に合わせて、Wリーグから以下のメッセージも寄せられている。

「先日発令された一都三県における緊急事態宣言でのイベント開催のガイドラインでは観客数5,000人以下、収容50パーセントであればイベントの開催自体は可能な状況ではございますが、一方で一都三県をまたぐ往来は自粛すべきという指針もございます。

 オールスターは、緊急事態宣言下の東京都での開催であること、また例年日本全国から多くのお客様がお越し下さることや選手スタッフの多くが一都三県を経由しての移動になることから、以上を踏まえた場合、アリーナにお越しいただく多くの方の安全を最優先に考慮すべきと考え、本日程での開催は中止すべきという判断に至った次第です。

 Wリーグオールスターは、選手とファンの皆様をつなぐ重要なイベントであり、本年も『女子の力で日本を元気に』の旗印の下、リーグと選手が一丸となって様々な催しを企画しておりました。だからこそ選手やお客様の不安が大きい最中での開催ではなく、制限の中でも参加される皆様が安心して心からイベントを楽しんでいただける時期を再検討し、改めて開催ができるよう準備を進めてまいります。

 特別イベント『第21回 Wリーグ引退選手による“LAST GAME”』につきましては、昨シーズンにて新型コロナウイルスの影響により途中終了となった選手のために企画したイベントであるがゆえに、再びこのような事態となってしまったことを心より残念に思っております。

 元選手とはいえ一般の方にコートにお立ち頂くイベントですので、緊急事態宣言下でのイベント実施はより困難であると判断しました。こちらも時期を再検討し、改めて開催ができるよう準備を進めてまいります。

 両イベントの開催を楽しみにしてくださったファンの皆様および各方面で開催に向けてご尽力くださった皆様には、大変心苦しい
限りでございますが、ご理解いただきたく重ねてお願い申し上げます」

 なお、販売済チケットの取り扱いについては追ってWリーグ公式ホームページにて発表されることになっている。

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