2021.01.07

Wリーグが1月開催の「静岡大会」「大田区大会」計12試合の中止を発表…緊急事態宣言発令を受け判断

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 1月7日、Wリーグは新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、政府が一都三県に対して緊急事態宣言を発令したことを受け、1月9日(土)~1月16日(土)に開催予定の第22回Wリーグ レギュラーシーズン東地区「静岡大会」「大田区大会」について、開催中止を決定した。

 発表によると、「静岡大会」は緊急事態宣言の対象エリアではないため、十分な対策を行った上での開催やリモート(無観客)での開催も併せて検討いたというが、ほとんどのチームが一都三県を経由し移動することや、開催地関係者等の安全を最優先に考慮した結果、中止の判断を下したという。なお、中止となった試合はチケットの払い戻しを受け付けるとして、その方法は準備が整い次第リーグ公式ホームページで発表される。

 中止となる12試合については「可能な限り、振替試合を実施したい」としているが、同時に「緊急事態宣言の対象期間によっては、実施が困難となることも十分に考えられる状況」として、「無効試合」となる可能性も示唆。「無効試合」の場合、両チームの勝ち点は0点とした上で、すでに終了した前半の成績と今後実施された後半の成績との合計勝ち点にて順位が決定する。

 なお、Wリーグ東地区は2月13日(土)の「春日部大会」からの再開を目指し準備を進めていくという。また、Wリーグ西地区については緊急事態宣言の対象エリアではないため、現時点で開催予定としている。

 Wリーグはさらに、1月24日に国立代々木第二体育館にて開催予定の『ステーキハウス ブロンコビリーpresents Wリーグオールスター2020-2021 in 代々木』と、23日に開催される前日特別イベント『第21回Wリーグ引退選手による”LAST GAME”』についても、「東京都内での開催であることから、緊急事態宣言の内容や対象期間によっては、当初日程での開催は非常に困難な状況」と説明し、変更があった場合は速やかに発表するとしている。

【中止となる試合】
○1月9日(土)、10日(日)
[静岡大会] 
・新潟 vs 日立ハイテク
・富士通 vs ENEOS
・シャンソン vs 東京羽田

○1月15日(金)、16日(土)
[大田区大会] 
・富士通 vs 新潟
・日立ハイテク vs シャンソン
・ENEOS vs 東京羽田