女子日本代表がサウスカロライナ大学との練習試合を公開

女子日本代表がサウスカロライナ大学との練習試合を公開

 7月4日、FIBAアジアカップで3連覇を狙うバスケットボール女子日本代表が練習を公開。全米大学チャンピオンのサウスカロライナ大学と練習試合を行い、78-57で勝利した。

 この日で3試合目を迎える両チーム。前半は高さと体の強さを前面に出したバスケでサウスカロライナ大が女子代表を圧倒する場面も。しかし、後半に入ると、女子代表の若手が積極的にボールに絡むようになる。特に河村美幸が高確率でシュートを射抜くと、得意なアップテンポのバスケを展開し、サウスカロライナ大を圧倒した。

 試合後、囲み取材に対応したキャプテンの吉田亜沙美は、「前の試合で大勝したので、『次の試合は注意しないとだめだ』と(トム)ホーバスヘッドコーチに注意されていたにもかかわらず、前半は集中力が切れる場面もあり、納得いくバスケができなかった」と反省の弁。「それでも確実にチームは良くなっている。でももっともっと良くなるはず。これから12名に選手は絞られるが、誰が選ばれてもしっかりと結果を残したい」と、アジアカップに向けて意気込みを語った。

 WNBA参戦中の渡嘉敷来夢が不在のインサイド陣にあって、チームを引っ張る存在である大﨑佑圭はチームの状況にはまだまだ不満足のようだ。「まだ波がある。シュートだったり、集中力だったり、いい時と悪い時がはっきり分かれている。現状では60~70パーセントの出来。本番まで高めていきたいし、若手も含めてそれができるメンバーだと思っている。7月末のアジアカップに向けて、どんどん高めていきたい」と、満足できない状況ながらその中でも手ごたえも感じたようだ。

 最後にホーバスHCは、「ここまでいい出来だったのに、心配してたものが前半に出てしまった」と、苦戦を強いられた序盤のプレーを指摘。「相手も3試合目ということでスカウティングしてきていた。アウトサイドをケアするのでうちのセンター陣がノーマークになる場面もあったので、後半はそこでしっかりとシュートを決めて切れたと思う。サウスカロライナ大はオフシーズン中であり、そんなに練習していない。また、3人がWNBAにドラフトされて新たなチームになっているが、ビッグマンがいるので、日本にとってはよい経験となった」と、サウスカロライナ大との3試合を総括した。

 今週末、女子日本代表は愛知県刈谷市(ウィングアリーナ刈谷)で、7月8日・9日とオランダ代表と国際親善試合を行う予定になっている。そして7月23日からインド・バンガロールで開催されるFIBA女子アジアカップ2017に出場。3大会連続でアジア№1を目指す。

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