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5年間在籍した富士通レッドウェーブを離れる長岡萌映子(左) [写真]=大澤智子
WJBLの富士通レッドウェーブは5月24日、長岡萌映子の退部を発表した。
現在23歳の長岡は、札幌山の手高校卒業後の2012年にチームへ加入。第14回Wリーグでルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞すると、その後も主力として活躍し、今季プレーオフのクォーターファイナルでは1試合平均14.3得点8.3リバウンドをマークした。また、高校時代から年代別の日本代表に名を連ね、2016年にはリオデジャネイロ・オリンピックにも出場した。
退部が決まった長岡はチームの公式ブログ(http://f-redwave.cocolog-nifty.com/blog/2017/05/post-7217.html)で「5年間大変お世話になり、ありがとうございました。思い起こすと、高校卒業後、トップ選手としての第一歩を踏み出した後、振り返ることもなく5年間走り続けてきました。富士通レッドウェーブでは、優勝は出来ませんでしたが、日本代表に選んでいただき、さまざまな国際ゲームに出場させてもらいました」と振り返り、「しかし、リーグ戦や世界との戦いで自分の力不足も感じました。また、大きな怪我をし、挫折をし、落ち込むこともありました。5年間のすべての経験に感謝しております」とコメントした。
24日時点で移籍先は発表されていないが、「新天地では、人としての成長、そしてバスケットボールの更なるレベルアップを目指し精進していきます」と決意を述べた。