7月5日から9日にかけてチャイニーズ・タイペイの彰化市で「第39回女子ウィリアム・ジョーンズカップ」が行われた。同バスケットボール協会が主催する大会は、各国の代表チームなどが招へいされ、日本からは24歳以下で構成される女子ユニバーシアード日本代表チームが参戦。日本代表、ニュージーランド代表、インド代表、韓国リーグ(WKBL)所属のKB スターズ、チャイニーズ・タイペイ代表AチームとBチームの全6チームが1回戦総当り戦で争った。
日本は大会4日目の9日、全勝優勝を懸けた最終戦でニュージーランドと対戦。試合は序盤から一進一退の攻防が繰り広げられ、37-37で前半が終了した。しかし、第3クォーターは相手に主導権を握られ、計24失点を喫して52ー61と9点のビハインド。勝負の最終クォーターは反撃を見せるもあと一歩及ばず、最終スコア73-75で敗れ、今大会初黒星を喫した。
全日程を終えた日本は、チャイニーズ・タイペイ代表Aチーム、ニュージーランドとともに4勝1敗で並び、3チーム間の直接対決成績も1勝1敗に。しかし、得失点差で2チームを上回り、2006年の第28回大会以来、11年ぶり2回目の優勝に輝いた。
なお、1試合平均7.4得点7.4アシストを記録した安間志織(トヨタ自動車 アンテロープス)が大会MVPを受賞し、ベスト5には安間とともに林咲希(JX-ENEOSサンフラワーズ)も選出された。