7月29日にインドのバンガロールでFIBA女子アジアカップの決勝戦が行われ、「AKATSUKI FIVE」女子日本代表チームがオーストラリア代表を相手に74-73で勝利し、2013年、2015年に続く大会3連覇を達成した。
ケガのため、28日の中国戦に続いて決勝戦も欠場した吉田亜沙美(JX-ENEOSサンフラワーズ)。チームの優勝をベンチで迎えたキャプテンは試合後、「本当にうれしいです」と素直に喜びの気持ちを口にした。「ベンチメンバーがよくがんばってくれた。その中で高田(真希/デンソーアイリス)や大崎(佑圭/JX-ENEOS)のベテランが引っ張ってくれたので、チーム力で勝った試合だと思います」と振り返り、「(試合に出場できず)悔しい思いをしている選手もいますが、ベンチで声を出すなどいろいろな仕事をしてくれたおかげで優勝できました」とチームメートを称えた。
また、日本代表のキャプテンとして、「試合ごとにチーム力が増してきました。特に若手の成長が優勝につながったと思います」と総括。特に、同じポイントガードのポジションである町田(瑠唯/富士通レッドウェーブ)、藤岡(麻菜美/JX-ENEOS)については、「安心しました」と安堵の表情を見せ、「以前は、ポイントガードが私しかいない時もありましたが、町田と藤岡がチームを引っ張っていける選手になってくれた。すごくうれしいです」と語った。