2017.07.29

エースに代わって躍動、藤岡麻菜美が19得点14アシストを記録「やりきれた」

先発のチャンスをモノにし、チームをけん引した藤岡麻菜美(JX-ENEOSサンフラワーズ)[写真]=小永吉陽子
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 7月28日にインドのバンガロールでFIBA女子アジアカップの準決勝が行われ、「AKATSUKI FIVE」女子日本代表チームが中国代表を相手に74-71で勝利を収めた。

 決勝進出を懸けた重要な一戦で、欠場したエースの吉田亜沙美(JX-ENEOSサンフラワーズ)に代わり先発に名を連ねたのは、今大会をとおして頼もしい活躍を見せている藤岡麻菜美(JX-ENEOS)。中国戦でも得意とするドライブで何度もアタックし、19得点14アシストの“ダブルダブル”に加えて8リバウンドを挙げた。藤岡は試合後、「まだまだリュウさん(吉田)に比べたらチームを引っ張るようなことはできません。しかし、筑波大学でキャプテンをやっていた時のような気持ちで臨めば、プレーにも現れると思ったのでそこを一番意識しました」と言及。加えて、「個人的にはチャンスでもあったので、『日本のポイントガードは藤岡だ』ということを見せられるように、気持ちで負けないようにがんばろうと思いました」と明かした。

 自身の出来については、「心は熱いけど、頭はクールにしっかり分析しながらできたのは大きかったです。やることができたし、トム(ホーバスヘッドコーチ)さんから求められていることはやりきれたと思います」とコメント。最後に、予選で敗れたオーストラリアとの決勝戦に向け、「絶対に優勝します」とリベンジを誓った。

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