2017.07.31
7月23日にインドのバンガロールで開幕したFIBA女子アジアカップ。決勝に進出した「AKATSUKI FIVE」女子日本代表チームが29日、アジア王者の座を懸けオーストラリア代表と対戦した。
藤岡麻菜美(JX-ENEOSサンフラワーズ)、水島沙紀、長岡萌映子(ともにトヨタ自動車アンテロープス)、髙田真希(デンソーアイリス)、大﨑佑圭(JX-ENEOS)のスターティングファイブで試合に入った日本。序盤は攻めこまれ、開始約3分間で4-12と劣勢に。しかし、藤岡を起点に長岡や髙田が得点を積みあげ、17-17と持ち直して第1クォーターを終えた。
第2クォーターに入ると、残り8分46秒に宮澤夕貴(JX-ENEOS)の3ポイントで20-19と逆転。その後も町田瑠唯(富士通レッドウェーブ)のアウトサイドシュートなどで主導権を保ったが、終盤に続けざまに失点を喫し、33-39と6点ビハインドでハーフタイムを迎えた。
しかし、第3クォーターは巻き返しの時間帯に。水島が3本の3ポイントを沈めると、さらに水島と馬瓜エブリン(トヨタ自動車)がフリースローを3本ずつ成功。この後に水島はレイアップも決め、59-53と6点リードで最後の10分間へ突入した。
最終クォーターは0-9のランを許し、3点のビハインドを負うが、水島が残り6分44秒に3ポイントを決めて反撃。拮抗する展開の中、水島は同4分54秒、同3分38秒、そして同1分26秒にも3ポイントを沈め、怒とうの攻勢を見せる。最後は相手の攻撃を防ぎきり、最終スコア74-73で試合を制した。
この勝利で、日本は2013年、2015年に続く3大会連続の優勝を達成。水島は後半だけで7本の3ポイントを含む26得点を挙げ、チームをけん引した。
■日本代表 74-73 オーストラリア代表(@バンガロール)
JPN|17|16|26|15|=74
AUS|17|22|14|20|=73
■ボックススコア(http://www.fiba.com/ls/#13381&13576-24-A)
■JBA大会特設サイト(http://fibaasiacup2017-women.japanbasketball.jp/)
■大会ベスト4
1位 日本
2位 オーストラリア
3位 中国
4位 韓国
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