U24女子日本代表がアメリカとの最終戦に敗退、1勝2敗の3位で大会を終える

日本とアメリカの対戦を終え、「バスケットボール女子U24 4カ国対抗2017」が閉幕した [写真]=小沼克年

 8月12日に片柳アリーナで幕を開けた、日本、アメリカ、オーストラリア、カナダの4カ国による「バスケットボール女子U24 4カ国対抗2017」。最終日の15日、女子ユニバーシアード日本代表チームが世界ランキング1位のアメリカ代表と対戦した。

 第2戦に引き続き、藤岡麻菜美、林咲希(ともにJX-ENEOSサンフラワーズ)、加藤臨(トヨタ紡織サンシャインラビッツ)、中田珠未(早稲田大学2年)、田中真美子(早稲田大3年)のスターティングファイブで試合に入った日本は、開始約5分間で1-9と苦しい立ちあがり。藤岡が初フィールドゴールを挙げると、途中出場の安間志織(トヨタ自動車アンテロープス)、小笠原美奈(専修大学2年)、津村ゆり子(東京医療保健大学4年)も得点を重ね、10-23で第1ピリオドを終えた。

 第2ピリオドは、小笠原や津村がアウトサイドから攻めこみ相手を追いかける。村山翠(富士通レッドウェーブ)がこの10分間だけで9得点をマークしチームをけん引するが、29失点を喫した日本は、33-52とリードを広げられて試合を折り返した。

12得点を挙げた津村ゆり子(東京医療保健大学4年)[写真]=小沼克年

 後半の出だしは0-10と突き離される中、村山のバスケットカウントなどで応戦。安間や藤本愛妃(東京医療保健大学2年)もフリースローで加点し、終了間際には田中が3ポイントを沈め50-77に。第4ピリオドでは、林が3連続でシュートを決め、谷口二千華(愛知学泉大学4年)や中田の得点も続いたが、点差を縮めるには至らず最終スコア71-103で敗れた。

 1勝2敗の3位で大会を終えた日本は、20日にチャイニーズ・タイペイの台北市で開幕する第29回ユニバーシアード競技大会に臨む。

■日本代表 71-103 アメリカ代表(@片柳アリーナ)
JPN|10|23|17|21|=71
USA|23|29|25|26|=103

■最終結果
1位 アメリカ 3勝0敗
2位 オーストラリア 2勝1敗
3位 日本 1勝2敗
4位 カナダ 0勝3敗

■JBA特設サイト
http://u24league2017-women.japanbasketball.jp/

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