2月6日(現地時間5日)、WNBAのシアトル・ストームは、フォワードの渡嘉敷来夢が、2018 WNBAシーズンを見合わせるだろうと発表した。渡嘉敷は今年9月22日から30日(現地時間)にスペインで行われる「FIBA Women’s World Cup 2018」に向けて、日本代表活動に専念することになるという。
ストームの社長兼GMのアリーシャ・ヴァラヴァニスは「来夢は我々に対して、今年は日本代表チームの活動に集中する意向であると伝えてきました。我々は、彼女が下した決断をサポートし、再びチームに戻ってくることを楽しみにしています」とリリースをとおして語った。
渡嘉敷はWリーグのJX-ENEOSサンフラワーズでプレー後、オフシーズンを利用して5月から9月にかけて行われるWNBAでプレーしていた。2015年から2017年まで、ストームでプレーした渡嘉敷は、ここまで通算94試合(そのうち18試合は先発)に出場し、平均5.5得点2.4リバウンドを挙げている。
なお、渡嘉敷がプレーする女子日本代表は、2016年夏にリオデジャネイロ・オリンピックへ出場。04年のアテネ大会以来となるオリンピック出場を果たし、ベスト8入りとなった。また、渡嘉敷は2011,13,15年の「FIBA アジア選手権」にも出場しており、14年に行われた「FIBA Women’s Basketball World Cup」ではチームトップの平均11.3得点5.7リバウンドを記録している。