女子代表、3勝1敗で予選突破…最終戦はタイを寄せつけず50点差圧勝

決勝トーナメント進出を決めた女子日本代表 [写真]=Getty Images

 8月21日、インドネシアのジャカルタで「第18回アジア競技大会(夏季大会)」の女子バスケットボール競技が行われ、2勝1敗の日本代表がタイ代表との予選ラウンド最終戦に臨んだ。

 試合開始19秒に宮崎早織(JX-ENEOSサンフラワーズ)の3ポイントで幸先良く先制した日本は、同1分38秒に篠崎澪(富士通レッドウェーブ)のアシストから中田珠未(早稲田大学)がジャンプショットを成功。序盤で流れに乗ると、一時3点差まで詰め寄られながらも中田、馬瓜ステファニー(トヨタ自動車 アンテロープス)、渡邉亜弥(三菱電機 コアラーズ)の連続得点などで一気に突き放した。

 28-10と大量リードで迎えた第2クォーターも猛攻を仕掛ける。中田、梅沢カディシャ樹奈(JX-ENEOS)、永田萌絵(東京医療保健大学)などが次々とシュートを成功。50-23とダブルスコア以上の差をつけて試合を折り返した。

10得点を挙げた梅沢 [写真]=Getty Images

 第3クォーターは相手の反撃を受けるが、着実に点差を拡大。31点リードで突入した最後の10分間は、21-2と攻守ともに相手を圧倒し、最終スコア91-41と50点差で勝利を収めた。日本は渡邉がチーム最多27得点を挙げたほか、中田が14得点、河村美幸(シャンソン化粧品 シャンソンVマジック)と梅沢がともに10得点の活躍。予選を3勝1敗で終え、決勝トーナメントに駒を進めた。なお、他チームの結果により最終順位が確定する。

■試合結果
日本 91-41 タイ
JPN|28|22|20|21|=91
THA|10|13|16|2|=41

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