女子アジアカップ準決勝を控えた渡嘉敷来夢「オーストラリア戦に懸ける思いは強い」

リング下でのシュート練習に励む渡嘉敷来夢

 9月28日、オーストラリアとの準決勝に挑む女子日本代表が、午前中の練習を公開した。公開したのは最後の約10分間、選手たちはシューティングを行っていた。

 練習後、取材に応じた渡嘉敷来夢(JX-ENEOSサンフラワーズ)は、準決勝で対するオーストラリアに対し「一番気に掛けていたチームなのでここで戦えてうれしく思います」とコメント。というのも、オーストラリアには渡嘉敷と同じWNBA(アメリカ)でプレーしていた選手も多く、シアトル・ストームでのチームメイトも2名いる。それだけに渡嘉敷にとっては、「絶対に負けられない。他の選手よりもオーストラリアに懸ける思いは強いと思います。勝ち負け以外の感情もあります」と特別な試合。「3ポイントシュートやシアトルの時にあまりなかったアグレッシブさを出せたら」と抱負を語った。

 また、キャプテンの髙田真希(デンソーアイリス)は、「ゲームの出だしでしっかりと自分たちのバスケットをすること。フィジカルで負けないことと、スピードで上回ることが大事だと思います」と準決勝でのポイントを挙げ、「まずはこの一戦に向けて準備してきたので、しっかりと勝って明日の決勝につなげていきたいです」とも語った。

 山場となる準決勝は現地時間17時45分、日本時間では21時15分にティップオフとなる。

キャプテンの髙田真希を中心に日本は一丸となって戦う

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