Wリーグで6年連続MVPに輝き、女子日本代表のエースとして活躍する渡嘉敷来夢(JX-ENEOSサンフラワーズ)。来年行われる東京オリンピックでの活躍が期待されるが、そんな彼女が選ぶ「ドリーム5」は誰なのか。FIBAの公式HPで「私のドリーム5」として掲載された。
ルールはたった1つ。それは「一緒にプレーしたことのない選手を選ぶ」こと。WNBAのシアトル・ストームでともにプレーした女子アメリカ代表のブリアナ・スチュワートといったプレーヤーは選べない。その条件のもと渡嘉敷が選んだのは以下の5人だ。
まず1人目に選んだのは、フランス代表の主将としてチームをロンドンオリンピック銀メダル獲得へ導いたセリーヌ・ドゥメルク。渡嘉敷は「ドゥメルクのプレーメイキングに感銘を受けました。リオデジャネイロオリンピックでフランス代表と対戦し、日本が勝ちましたが、彼女はケガで出場しませんでした。もし出場していたら、間違いなく脅威になっていたと思います」と評価している。
2人目は、女子アメリカ代表として4度の金メダル獲得を経験したダイアナ・トーラジ。「彼女のことは高校時代から知っていて、私のアイドルでした。もし同じチームでプレーできるなら、たくさんのことを学ぶために1秒も無駄にしないようにしたいと思います」とコメント。
3人目はスペイン代表のアルバ・トーレンス。「彼女は多才で、どこからでも得点できるうえ、ゲームの流れを読んで適切なタイミングで得点できます。『強い気持ちを持つことが一番重要だ』と教えてくれたプレーヤーです」と評した。
4人目に選んだのは、2019シーズンにWNBAで得点王に輝いたブリトニー・グライナー。「私がWNBAでプレーしていた時、目の前でダンクされたことが忘れられません。リオオリンピックではプレーに圧倒されました。彼女を対戦相手にしたくありません(笑)」とコメントした。
そして、最後に選んだのは自分自身だった。
「このチームでプレーできると思うと興奮が収まりません。間違いなく宇宙で最高のチームになります!」
Ramu Tokashiki explains her choices ⬇️
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— FIBA (@FIBA) May 18, 2020