フリマアプリを運営する株式会社メルカリが1月18日、世界を目指すプロアスリートや競技団体を支援していくと発表した。
スポーツ支援活動の第一弾として、車椅子バスケットボールプレーヤーの土子大輔(千葉ホークス)と篠田匡世(埼玉ライオンズ)を1月1日付けで社員として雇用。
土子は所属する千葉ホークスでキャプテンとして活躍し、2016年のリオデジャネイロ・パラリンピックに出場。「メルカリはエンジニア、デザイナー、プロデューサーなどの職種のプロフェッショナルが集って世界と戦っている。私たちも、進むべきベクトルは同じく、2020年に東京でメダルを取るために海外に挑みたいと思います」とコメントした。
一方の篠田は2015年に開催された北九州チャンピオンズカップの準優勝に貢献したものの、2016年のリオパラリンピック日本代表には選出されなかった。「代表選考に落ちた時、車椅子バスケに自分の生活をすべて懸けるくらいしなくてはと感じました。今後は、これまで以上に期待と責任を感じながら、メルカリ同様、国内だけに目を向けるのではなく、海外を相手にやりきりたいと思います」と意気込みを語った。
なお、メルカリは今回の発表に際し、「両選手には競技活動に専念できる環境を用意し、2020年開催東京パラリンピック出場に向けて活動支援をしていく」、「今後も障がいのある方の雇用対策も積極的に推進していく」と表明した。