WNBAのシアトル・ストームに所属するスー・バードが、9月2日(現地時間1日)にワシントンD.C.のベライゾン・センターで行われたワシントン・ミスティクス戦で、13アシストをマーク。キャリア通算アシスト数が2610に到達し、ティチャ・ペニチャイロ氏の2599アシストを上回って、WNBA史上最多記録を樹立した。
Congrats to @S10Bird of the @SeattleStorm on passing @TichaPenicheiro as the all-time #WNBA assists leader! #WatchMeWork pic.twitter.com/xRE441Vm8j
— WNBA (@WNBA) September 1, 2017
第1クォーター残り3分37秒に、バードからパスを受けたキャロリン・スウォーズがシュートを成功。バードによるこの試合3つ目のアシストが決まり、記録更新が達成された。なお、試合はストームが106-110で敗れた。
36歳のバードは175センチのポイントガードで、2002年からストームに所属。これまでアシスト王に3度輝いた他、オールWNBAファーストチームに4度、オールスターゲームに10度選出された。アメリカ代表にも名を連ね、オリンピックでは2004年(アテネ)、2008年(北京)、2012年(ロンドン)、2016年(リオデジャネイロ)の金メダル獲得に貢献。今季はミスティクス戦までに29試合に出場し、1試合平均10.3得点6.4アシスト1.2スティールを挙げている。
また、チームメートの渡嘉敷来夢は、この試合で約8分間コートに立った。