フアンチョ・エルナンゴメスがスペイン代表から離脱…所属チームが左肩の負傷を懸念

フアンチョ・エルナンゴメスがスペイン代表から離脱(写真は2019年)[写真]=fiba.com

 スペインバスケットボール連盟は24日、フアンチョ・エルナンゴメスが男子スペイン代表から離脱すると発表した。所属チームのミネソタ・ティンバーウルブズが同選手の左肩のケガを懸念し、プレーを許可しなかったという。

 現在25歳の同選手は、206センチ97キロのフォワード。2016年のNBAドラフトにおいて1巡目全体15位でデンバー・ナゲッツに指名され、2019−20シーズン途中にウルブズへ移籍した。今シーズンは52試合の出場で平均7.2得点3.9リバウンドをマークし、シーズン終了後にスペイン代表へ合流していたが、フランス代表との国際親善試合で左肩を負傷していた。

 ウルブズは25日(現地時間24日)に声明を発表し、「国を代表するフアンチョとスペインバスケットボール連盟の情熱を支持しているが、私たちはケガへ積極的に対処している」とコメント。「チームドクターは、フアンチョには回復とリハビリの時間が必要だと勧めており、(その時間を割くためには)オリンピックへの参加が制限される。回復プランを行うことが適切に回復するための最善の道だ」と語った。


 スペインバスケットボール連盟のホルヘ・ガルバホサ会長は「この決定に失望している」とコメント。代替選手として、シャビ・ロペス(バレンシア・バスケット)を招集している。

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