高確率にショットを沈めた渡邊は11得点6リバウンド2スティールで勝利に貢献
11月12日(現地時間11日)、メンフィス・グリズリーズと2way契約を結ぶ渡邊雄太が所属するGリーグのメンフィス・ハッスルが、ホームのランダーズ・センターでオースティン・スパーズと対戦した。
ゲームは序盤からハッスルがスパーズを圧倒。今年のドラフト2巡目32位指名のガード、ジェバン・カーターがレイアップ、3ポイントを決めて5-0とすると、その後もブランドン・グッドウィン、DJ・ステフェンズが加点し、11-0とスタートダッシュに成功。
スパーズは第1クォーター残り8分7秒にジャロン・ブロッサムゲームのレイアップでようやく初得点を挙げ、6点差に追い上げるも、ハッスルは攻撃の手を緩めず、37-15でこのクォーターを終える。
第2クォーターに入ってもハッスルの勢いは衰えず、スパーズとのリードを広げていく。そして残り2分39秒、渡邊が3ポイントでこの試合初得点をマークすると、残り1分16秒にはスティールからダンクに持ち込んで5得点目を記録。前半は59-30でハッスルが29点をリード。
YUTA STEAL.
YUTA SLAM.
😤 @wacchi1013 https://t.co/HSo8GLEjt9— Memphis Hustle (@MemphisHustle) November 11, 2018
第3クォーターに入ると、ハッスルのオフェンスがさらに勢いを増してスパーズに襲い掛かった。ハッスルはこのクォーターだけで43-24と圧倒し、スパーズとの点差をさらに広げる。渡邊は残り8分9秒にレイアップを決めると、残り7分29秒にはプルアップジャンパー、残り5分42秒にはフェイドアウェイジャンパーをヒット。
同クォーター残り5分22秒の時点で86-43と、ダブルスコアとなった時点でハッスルはカーターと渡邊、ステフェンズをベンチに下げ、この試合を終えた。
ハッスルは最終スコア132-86でスパーズに大勝し、今季成績を2勝2敗の勝率5割に持ち込んだ。
渡邊はこの試合、約23分のプレータイムでフィールドゴール7投中5本、うち3ポイントを2投中1本沈めて11得点、さらに6リバウンド1アシスト2スティールをマーク。ハッスルは渡邊を含む7選手が2ケタ得点を残している。
ハッスルの次戦は11月15日(同14日)。ホームでウィンディシティ・ブルズを迎え撃つこととなる。