12月12日(現地時間11日)、ロサンゼルス・レイカーズのバスケットボール運営部門代表を務めるアービン“マジック”ジョンソン(元ロサンゼルス・レイカーズ)が2018年夏に向けたプランを語ったと、現地メディア『Lakers Nation』が報じている。
来夏にフリーエージェント(FA)となる大物選手としては、レブロン・ジェームズ(クリーブランド・キャバリアーズ)、ケビン・デュラント(ゴールデンステート・ウォリアーズ)、ポール・ジョージ(オクラホマシティ・サンダー)、デマーカス・カズンズ(ニューオリンズ・ペリカンズ)、クリス・ポール(ヒューストン・ロケッツ)が挙げられる。ただし、カズンズとポールは制限なしFAながら、その他の3選手はプレーヤーオプションとなる。
マジックは「私は良い感じだと思っている。今現在、我々には2選手とMAX契約を結べるほどのサラリーキャップのスペースがある。ただし、来夏に両方(2選手)と契約するだろうとは言っていない」と語っている。
19年夏にFAとなる大物選手としては、クレイ・トンプソン(ゴールデンステート・ウォリアーズ)、カイリー・アービング(ボストン・セルティックス)、ジミー・バトラー(ミネソタ・ティンバーウルブズ)、カワイ・レナード(サンアントニオ・スパーズ)らがいる。ただし、こちらもトンプソン以外はプレーヤーオプションを行使した場合のみ、制限なしFAとなる。
マジックは「もしできるならそう(契約)したいが、我々にはプランAとプランBがある。そのうち1選手と契約できたならば、キャップを使うかどうか決断することとなるだろう。その次の年(19年)までセーブすることもできるからね」と続けた。「もし我々が獲得した選手が、レイカーズを次のレベルへと導くことができない場合は、カイリー・アービングがボストンでやっていることを見ていこうと思う。才能を持った若手たちを率いて、うまくいっている。私はレイカーズにも同じことが起こると感じている」と言う。
レイカーズの今季のサラリーキャップは12日(同11日)現在、1億411万ドルでリーグ20位。しかし今季終了後に契約を終える選手が複数おり、来季は5106万ドルまで減少することとなる。はたして、レイカーズが狙う本命は誰なのか。今後の動向に注目してみたい。