【NBA】1試合におけるオールスター最多記録と珍記録/オールスター特別企画①

歴代3位に並ぶ41得点を2度も記録しているウェストブルック[写真]=Getty Images

2月19日(現地時間18日)にロサンゼルスのステープルズ・センターで行われる「NBAオールスターゲーム2018」。先月、オールスターの出場選手ならびにロースターが発表され、開催が刻一刻と近づいてきている。バスケットボールキングでは、67回目となるオールスター出場選手紹介に加え、オールスターにまつわる記録や大盛り上がりしたイベント、印象的なゲームなども順次お届けしていく。

<オールスター特別企画①>
1試合におけるオールスター最多記録と珍記録

 今回は、過去66回行われてきたオールスターゲームにおける、1試合最多記録や珍記録を紹介していきたい。まずは得点記録から見てみよう。

■1試合最多得点記録TOP5(所属は当時のチーム名)
1.アンソニー・デイビス(ニューオリンズ・ペリカンズ/2017年):52得点
2.ウィルト・チェンバレン(フィラデルフィア・ウォリアーズ/1962年):42得点
3.ラッセル・ウェストブルック(オクラホマシティ・サンダー/2015,17年):41得点
ポール・ジョージ(インディアナ・ペイサーズ/2016年):41得点
4.マイケル・ジョーダン(シカゴ・ブルズ/1988年):40得点
5.リック・バリー(サンフランシスコ・ウォリアーズ/1967年):38得点
ケビン・デュラント(オクラホマシティ・サンダー/2014年):38得点
ブレイク・グリフィン(ロサンゼルス・クリッパーズ/2014年):38得点

昨年の大会でデイビスが新記録樹立
 ニューオリンズで行われた昨年の大会で、デイビスがオールスター新記録となる52得点をたたき出してトップとなった。歴代3位には、ウェストブルックとジョージというサンダーの選手が並ぶ。5位タイのデュラントとグリフィン(現デトロイト・ピストンズ)は、同一チームで38得点というハイスコアを記録するもイーストに敗退。この年は、31得点14アシストをマークした当時クリーブランド・キャバリアーズに所属していたカイリー・アービング(現ボストン・セルティックス)がMVPに輝いている。

昨年のデイビスは、26本のショットを決めて52得点という最多記録を樹立[写真]=Getty Images

■1試合最多リバウンド記録TOP5(所属は当時のチーム名)
1.ボブ・ペティット(セントルイス・ホークス/1962年):27本
2.ボブ・ペティット(セントルイス・ホークス/1958年):26本
3.ウィルト・チェンバレン(フィラデルフィア・ウォリアーズ/1960年):25本
4.ボブ・ペティット(セントルイス・ホークス/1956年):24本
ウィルト・チェンバレン(フィラデルフィア・ウォリアーズ/1962年):24本
ビル・ラッセル(ボストン・セルティックス/1963年):24本
5.ウィルト・チェンバレン(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ/1967年):22本
チャールズ・バークリー(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ/1991年):22本
ディケンベ・ムトンボ(アトランタ・ホークス/2001年):22本

ホークスのレジェンド、ペティット強し!
 ホークス一筋のレジェンド、ペティットが歴代1、2位と強さを発揮。ペティットは歴代トップタイとなる4度のオールスターMVPに輝いている。チェンバレンやラッセルといった歴代屈指のビッグマンたちがその後に続く中、注目したいのは5位タイのムトンボだ。この年、ムトンボはディフェンシブ・リバウンド数で歴代トップとなる19本を記録。アレン・アイバーソン(当時シクサーズ)と共にイーストの勝利に大きく貢献し、オールスター後のトレードでシクサーズへと移籍した。なお、現役選手は10位(17本)にもランクインしていない。

鬼神のごとくリバウンドを奪い取り、歴代最多のディフェンシブ・リバウンド数を残したムトンボ[写真]=Getty Images

■1試合最多アシスト記録TOP5(所属は当時のチーム名)
1.アービン“マジック”ジョンソン(ロサンゼルス・レイカーズ/1984年):22本
2.アービン“マジック”ジョンソン(ロサンゼルス・レイカーズ/1988年):19本
3.ジョン・ストックトン(ユタ・ジャズ/1989年):17本
4.アービン“マジック”ジョンソン(ロサンゼルス・レイカーズ/1983年):16本
クリス・ポール(ロサンゼルス・クリッパーズ/2016年):16本
5.アイザイア・トーマス(デトロイト・ピストンズ/1984,88年):15本
アービン“マジック”ジョンソン(ロサンゼルス・レイカーズ/1985,86年):15本
ジョン・ストックトン(ユタ・ジャズ/1993年):15本
ゲイリー・ペイトン(シアトル・スーパーソニックス/1995年):15本
クリス・ポール(ロサンゼルス・クリッパーズ/2013,15年):15本

マジックやストックトンが1980年代に記録連発!
 マジックとストックトンが、アシスト記録のほとんどを1980年代に達成。現役ではポール(現ヒューストン・ロケッツ)が好記録を残している。そのほかではカイリー・アービング(セルティックス)が、キャブス在籍時の2014、17年に6位タイとなる14アシストを残している。オールスターゲームでは、豪快なフィニッシュに負けず劣らず見事なパスにも大歓声が起きるため、現役選手のパスワークにも期待したい。

■1試合最多スティール記録TOP3(所属は当時のチーム名)
1.リック・バリー(ゴールデンステート・ウォリアーズ/1975年):8本
2.ラリー・バード(ボストン・セルティックス/1986年):7本
3.エディ・ジョンソン(アトランタ・ホークス/1980年):6本
シドニー・モンクリーフ(ミルウォーキー・バックス/1983年):6本
ドウェイン・ウェイド(マイアミ・ヒート/2007年):6本
コービー・ブライアント(ロサンゼルス・レイカーズ/2007年):6本

現役のウェイドが3位にランクイン
 ウェイド(現キャバリアーズ)がヒート在籍時の2007年に歴代3位タイとなる6スティールをマーク。4位タイ(5本)には、ラッセル・ウェストブルック(サンダー/2016年)、クリス・ポール(当時クリッパーズ/2011年)、ウェイド(当時ヒート/2010年)がランクインしている。

■1試合最多ブロック記録TOP3(所属は当時のチーム名)
1.カリーム・アブドゥル・ジャバー(ロサンゼルス・レイカーズ/1980年):6本
2.パトリック・ユーイング(ニューヨーク・ニックス/1990年):5本
アキーム・オラジュワン(ヒューストン・ロケッツ/1994年):5本
3.マイケル・ジョーダン(シカゴ・ブルズ/1988年):4本
シャキール・オニール(オーランド・マジック/1994年):4本
ダーク・ノビツキー(ダラス・マーベリックス/2005年):4本
他7名

1990年代を代表するセンターたちが2位
 1990年代を代表するビッグセンター、ユーイングとオラジュワンが2位にランクイン。3位タイにはシャック(元レイカーズほか)をはじめ、ジョーダンやノビツキーといった意外な選手が4本を記録していた。

オールスターでもリバウンド争いで肉弾戦を展開したユーイング(右)とオラジュワン(左)[写真]=Getty Images

<その他の1試合における最多記録>
■フィールドゴール成功数1位
アンソニー・デイビス(ニューオリンズ・ペリカンズ/2017年):26本

■3ポイントシュート成功数1位
ポール・ジョージ(インディアナ・ペイサーズ/2016年):9本
 この年のジョージは、19本の3ポイントシュート(こちらも歴代最多)を放ち、9本を沈めるほど絶好調。歴代3位タイとなる41得点を奪ってみせた。

■フリースロー成功数1位
エルジン・ベイラー(ロサンゼルス・レイカーズ/1962年):12本

■オフェンシブ・リバウンド1位
コービー・ブライアント(ロサンゼルス・レイカーズ/2011年):10本
 この年のコービーは、37得点に加え、合計14リバウンドをもぎ取った。

コービーはこの年、自身4度目となるオールスターMVPに輝き、ペティットと並ぶ歴代トップタイに浮上[写真]=Getty Images

■ターンオーバー1位
ジョン・ストックトン(ユタ・ジャズ/1989年):12本
 オールスター初出場となったこの年、ストックトンは歴代3位の17アシストを配給する傍ら、12本ものターンオーバーを積み重ねた。冷静沈着で、歴代1位のアシスト数(1万5,806本)を誇るストックトンでも、さすがに初めてのオールスターは普段通りとはいかなかったようだ。

歴代屈指の正統派PGストックトンでも、初の球宴はさすがに緊張したようだ[写真]=Getty Images

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