【NBA】ライジングスターズはチームWORLDが圧勝、ボグダノビッチがMVPに輝く

MVPを受賞したチームWORLDのボグダン・ボグダノビッチ[写真]=Getty Images

 2月17日(現地時間16日)、NBAオールスターイベントの一環として「2018 Mtn Dew Kickstart RisingStars(以降ライジングスターズ)」が、ロサンゼルスのステープルズ・センターで行われた。

 NBA1、2年目の選手が、アメリカ出身選手で構成されるチームUSAと、外国籍出身選手で構成されるチームWORLDに分かれて対決する同試合。チームWORLDのダリオ・サリッチ(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)のジャンプショットで幕が開けると、続けてバディ・ヒールド(サクラメント・キングス)が3ポイントをマーク。対するチームUSAは、開始1分41秒にデニス・スミスJr.(ダラス・マーベリックス)のアシストからジョン・コリンズ(アトランタ・ホークス)が豪快なアリウープでチーム初得点を挙げた。同2分33秒には、ドノバン・ミッチェル(ユタ・ジャズ)がスティールからのワンマン速攻で、ボールをボードに当ててダンクを叩きこむ“一人アリウープ”を披露。その後は、チームWORLDのメンバーが得点を伸ばしたが、カイル・クーズマ(ロサンゼルス・レイカーズ)が終了間際に遠目からの3ポイントを沈める。最初の10分間は、40-32のチームWORLD8点リードで終了した。

[写真]=Getty Images

 第2クォーターは、開始早々にチームUSAのブランドン・イングラム(レイカーズ)がダンクシュートを決めると、両チームで計9本のダンクが飛びだす。この10分間も38-27とチームWORLDがリードし、19点差でハームタイムを迎えた。

[写真]=Getty Images

 第3クォーターに入ると、チームWORLDがボグダン・ボグダノビッチ(キングス)を中心に次々と3ポイントを沈めて、118点まで得点を積みあげる。30点差でスタートした第4クォーターは、序盤からクーズマが得点を重ねたが、点差が離れたこともあり、豪快なダンクを中心にそれぞれの持ち味を出し合い、最終スコア155-124で試合終了。チームWORLDが2年連続で勝利し、MVPには計7本の3ポイントを含む26得点6アシストをマークしたボグダノビッチが受賞を果たした。

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