2月19日(現地時間18日)に行われた「NBAオールスターゲーム2018」において、オールスターのロースターに選出されながら、1秒もコートに立たなかった選手がいた。
それが、ミネソタ・ティンバーウルブズのジミー・バトラーだ。4年連続4度目のオールスターとなったバトラーは、今回のオールスターウィークエンドを休息にあてたのである。
現地メディア『Sporting News』によると、バトラーは「休息さ。体を休ませるようにしたのさ。ティンバーウルブズに加入した今シーズンは、俺にとってきわめて重要なものなんだ。だから(オールスターブレイク後に)すぐプレーできるように準備したんだ」と答えたという。
通常、試合に出場しなかった選手には“DNP-Coach’s Decision”(コーチの判断による出場せず)という扱いになるのだが、バトラーは自らプレーしないことを申し出たという。TEAMステフィンの指揮官を務めたマイク・ダントーニHC(ヒューストン・ロケッツ)はこのように語った。
「彼(バトラー)は疲れていたから、ここに彼の足はなかったように感じた。練習もしていなかったからね。でも彼のことは尊敬すべきだ。常にハードにプレーする男だから。時々、体を休めることは誰にでも必要なことだろう」。
そのバトラー率いるウルブズが、オールスターブレイク明けに戦う相手はなんとダントーニHCが指揮するロケッツ。全米放送が予定されているこの試合、バトラーがどのようなパフォーマンスを見せるのか、注目が集まりそうだ。