【NBA】これまでに各チームを最も打ち負かしてきた選手は誰だ!?

ホーネッツ(元ボブキャッツ)相手に最も勝利してきたレブロン[写真]=Getty Images

 現在、NBAには30チームが存在する。チームによってその歴史はさまざまなのだが、
現地メディア『HoopsHype』では、歴代選手たちの中で、それぞれのチームに対して最も勝利を収めてきた選手が誰だったのかが掲載されていた。

 ここでは、これまでの歴史の中で、各チームに対して最も勝利を収めてきた選手たちを紹介したい。まずはイーストから見ていこう。
※データはすべて2月16日(現地時間15日)現在

■イースタン・カンファレンス
アトランタ・ホークス
ボブ・クージー(元ボストン・セルティックスほか):86勝

ボストン・セルティックス
ドルフ・シェイズ(元シラキュース・ナショナルズほか):79勝

ブルックリン・ネッツ
ロバート・パリッシュ(元ボストン・セルティックスほか):73勝

シャーロット・ホーネッツ
レブロン・ジェームズ(クリーブランド・キャバリアーズ):45勝
ヒート在籍時の14年、当時のボブキャッツ相手にレブロンはキャリアハイとなる61得点を記録した。

シカゴ・ブルズ
ロバート・パリッシュ(元ボストン・セルティックスほか):65勝

クリーブランド・キャバリアーズ
ロバート・パリッシュ(元ボストン・セルティックスほか):67勝

デトロイト・ピストンズ
ビル・ラッセル(元ボストン・セルティックス):91勝

インディアナ・ペイサーズ
ロバート・パリッシュ(元ボストン・セルティックスほか):65勝

マイアミ・ヒート
ポール・ピアース(元ボストン・セルティックスほか):48勝

ミルウォーキー・バックス
ロバート・パリッシュ(元ボストン・セルティックスほか):62勝

ニューヨーク・ニックス
ビル・ラッセル(元ボストン・セルティックス):109勝

オーランド・マジック
レイ・アレン&ポール・ピアース(共に元ボストン・セルティックスほか):44勝

アレン(左)とピアース(右)は、07年から12年までチームメートとしてプレー[写真]=Getty Images

フィラデルフィア・セブンティシクサーズ
ビル・ラッセル(元ボストン・セルティックス):112勝

トロント・ラプターズ
レブロン・ジェームズ(クリーブランド・キャバリアーズ):47勝

ワシントン・ウィザーズ
ロバート・パリッシュ(元ボストン・セルティックスほか):75勝

パリッシュが6チームでトップ、レブロンは2チームで首位

 NBAキャリア21シーズンで計1,611試合に出場してきたパリッシュが6チームでトップに入った。キャリアの長さもそうだが、パリッシュが現役の頃は、今ほどチームも多くなかったため、試合数が多かったことが1位になった要因と言えるだろう。ホーネッツとラプターズで首位に立ったレブロンは2003年デビュー。すでに両チームともリーグに在籍していたが、これまでのキャリアで比較的勝利する機会が多かったようだ。

ブレッツ(現ウィザーズ)相手に75勝も挙げたパリッシュ[写真]=Getty Images

■ウエスタン・カンファレンス
ダラス・マーベリックス
ジョン・ストックトン(元ユタ・ジャズ):63勝

デンバー・ナゲッツ
ジョン・ストックトン(元ユタ・ジャズ):65勝

キャリア19シーズンをジャズ一筋でプレーしてきたストックトンは、2チームでトップとなった[写真]=Getty Images

ゴールデンステート・ウォリアーズ
ビル・ラッセル(元ボストン・セルティックス):103勝

ヒューストン・ロケッツ
カリーム・アブドゥル・ジャバー(元ロサンゼルス・レイカーズほか):69勝

ロサンゼルス・クリッパーズ
カリーム・アブドゥル・ジャバー(元ロサンゼルス・レイカーズほか):72勝

ロサンゼルス・レイカーズ
ビル・ラッセル(元ボストン・セルティックス):104勝

メンフィス・グリズリーズ
ティム・ダンカン(元サンアントニオ・スパーズ):70勝

一昨季終了後に引退したダンカンは、2チームで最多勝をマークしている[写真]=Getty Images

ミネソタ・ティンバーウルブズ
コービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ):55勝
デレック・フィッシャー(元ロサンゼルス・レイカーズほか):55勝

ニューオリンズ・ペリカンズ
トニー・パーカー(サンアントニオ・スパーズ):43勝

オクラホマシティ・サンダー
カリーム・アブドゥル・ジャバー(元ロサンゼルス・レイカーズほか):88勝

フェニックス・サンズ
カリーム・アブドゥル・ジャバー(元ロサンゼルス・レイカーズほか):86勝

ポートランド・トレイルブレイザーズ
カリーム・アブドゥル・ジャバー(元ロサンゼルス・レイカーズほか):80勝

サクラメント・キングス
ビル・ラッセル(元ボストン・セルティックス):93勝

サンアントニオ・スパーズ
カール・マローン(元ユタ・ジャズほか):63勝

ユタ・ジャズ
ティム・ダンカン(元サンアントニオ・スパーズ):57勝

ジャバーが5チーム、スパーズとジャズ勢が各3チームで1位

 ウエストでは、キャリア20シーズンで計1,560試合に出場したジャバーが5チームでトップ。元スパーズのダンカンが2チーム、現役のパーカーが1チームで首位となっており、ストックトン(2チーム)とマローン(1チーム)という元ジャズ勢も計3チームで最多勝を挙げた。なお、イーストとウエスト、各3チームで首位にランクインしたラッセルは、キャリア13シーズンながら、11度も優勝を成し遂げたレジェンド。50年代と60年代はチーム数が少なかったとはいえ、パリッシュと並んで6チームでトップを記録した。

ウエストではジャバーが5チームに対して最多勝。スーパーソニックス(サンダーへ権利譲渡)相手には88勝も記録した[写真]=Getty Images

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