2018.01.04

【NBA】スター選手たちのプレーオフ通算勝率トップ10、トップ2は現役選手がランクイン!

プレーオフ勝率のトップはカイリー(左)、2位にはカリー(右)がランクイン[写真]=Getty Images
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 NBAでは、レギュラーシーズンで各チームが82試合を戦い、プレーオフを勝ち抜くことでチャンピオンになることができる。もちろん、1シーズンでチャンピオンになることができるのは1チームだけであり、いくらスター選手が50得点しようとも、チームが負けてしまえば敗退することとなる。そして、バスケットボールには勝ち点や引き分けといったルールはないため、48分間(12分×4クォーター)で決着がつかなければ、延長となるだけに、長丁場かつタフなものだ。特に、シーズン終了後のプレーオフは、スター選手たちが本領発揮することが求められる。

 そこで、現地メディア『HoopsHype』に掲載されていた記事を紹介したい。NBAのスター選手たちがプレーオフで残してきた勝率をランキングしたものとなっている。ここではトップ10プレーヤーを掲載していこう(データは昨シーズン終了時点)。

■スター選手たちのプレーオフ通算勝率トップ10

1位 カイリー・アービング(ボストン・セルティックス):75.0パーセント
 昨季までクリーブランド・キャバリアーズに所属していたカイリーがトップ。出場した3年すべてでNBAファイナルまで勝ち上がり、2016年には優勝したこともあり、高勝率となった。ただし、昨季まではレブロン・ジェームズ(キャバリアーズ)がいたことを考慮すると、セルティックスへ移籍した今季、カイリーがどこまでプレーオフを勝ち上がることができるのか、注目したいところだ。

今季はセルティックスの一員となったカイリー(左)、レブロン(右)とはライバルとして戦うこととなる[写真]=Getty Images

2位 ステフィン・カリー(ゴールデンステート・ウォリアーズ):69.3パーセント
 昨季までで5度、プレーオフに出場してきたカリー。15、17年には優勝も経験しており、過去3年連続でNBAファイナルという大舞台に立っている。カリーが今季見据えるのは、自身初となる連覇に他ならない。

3位 デニス・ロドマン(元デトロイト・ピストンズほか):68.6パーセント
 ピストンズで6年、シカゴ・ブルズで3年、サンアントニオ・スパーズで2年出場したロドマン。89、90年にはピストンズで2連覇、96年から98年にかけてブルズで3連覇を、それぞれのチームの主力として達成した。

4位 アービン“マジック”ジョンソン(元ロサンゼルス・レイカーズ):67.4パーセント
 キャリア13年すべてでプレーオフ出場。9度のNBAファイナル進出、5度の優勝、3度のファイナルMVPと申し分ない実績。80年にはルーキーながらファイナルMVPに輝いた。

5位 ジェームズ・ウォージー(元ロサンゼルス・レイカーズ):67.1パーセント
キャリア12年のうち10度プレーオフを経験。3度の優勝を果たし、1988年のデトロイト・ピストンズとのファイナル第7戦では36得点16リバウンド10アシストの“トリプルダブル”を記録しMVPも獲得した。

1980年代から90年代初頭にかけて、マジック(左)とウォージー(右)はレイカーズの黄金時代を支えた[写真]=Getty Images

6位 マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか):66.5パーセント
 ジョーダンがプレーオフに出場したのは1985年から93年、95年から98年のブルズ時代のみ。6度の優勝と6度のファイナルMVP(史上最多)だけでなく、86年には1試合における最多得点(63得点)も樹立。この記録はいまだに破られていない。

7位 レブロン・ジェームズ(クリーブランド・キャバリアーズ):66.4パーセント
 キャリア3年目の2006年からプレーオフに毎年出場しているレブロン。11年から17年(うち14年までマイアミ・ヒートに所属)まで7年連続でNBAファイナルに出場中。

8位 カワイ・レナード(サンアントニオ・スパーズ):65.5パーセント
 ルーキーイヤーとなる2012年から、強豪スパーズの一員としてプレーオフに出場。14年には自身初の優勝とファイナルMVPにも輝いている。

9位 スコッティ・ピペン(元シカゴ・ブルズほか):65.4パーセント
 ブルズ時代に加え、2000年から03年にかけては、ポートランド・トレイルブレイザーズの一員としてプレーオフに出場している。

1990年代にブルズを6度の優勝をもたらしたジョーダン(左)とピペン(右)[写真]=Getty Images

10位 カリーム・アブドゥル・ジャバー(元ロサンゼルス・レイカーズほか):65.0パーセント
 プレーオフではキャリア通算237試合(歴代4位)に出場した名センター。優勝6度、ファイナルMVP2度を誇る。

 現役選手で見てみると、カイリー、カリー、レブロン、レナードに続くのはドウェイン・ウェイド(クリーブランド・キャバリアーズ/60.5パーセント)となる。なお、気になるレジェンドたちの勝率は以下のとおり。

ティム・ダンカン(元サンアントニオ・スパーズ):62.5パーセント
コービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ):61.4パーセント
ラリー・バード(元ボストン・セルティックス):60.4パーセント
シャキール・オニール(元ロサンゼルス・レイカーズほか):59.7パーセント
アレン・アイバーソン(元フィラデルフィア・セブンティシクサーズほか):42.3パーセント

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