手術後から最低2週間の離脱はほぼ確実か
3月30日(現地時間29日)、フィラデルフィア・セブンティシクサーズは、オールスターセンターのジョエル・エンビードが、左目の眼窩骨折と脳震とうのため、戦線離脱することを発表した。
3月29日(同28日)に行われたニューヨーク・ニックス戦の第2クォーター序盤、チームメートのマーケル・フルツがドライブした際に衝突したことがその要因。衝突後、エンビードはコートに戻ることなく、ジェファーソン病院へと向かったという。
チームによると、左目眼窩骨折の手術は近日中に行われるという。また、NBAでは脳震とうと診断された際、再びプレーするにはリーグ規定のプロトコルで認められる必要があるため、数週間の離脱になる可能性もある。
現地メディア『ESPN』によると、復帰時期は手術の結果しだいになるという。特に問題なければ2週間から4週間で戦列復帰できるだろうと報じている。
シクサーズは現在、今季最長となる8連勝中で、イースタン・カンファレンス4位の44勝30敗。プレーオフ出場は確定しているものの、エンビードがプレーオフに出場できるかは未定。キャリア2シーズン目をプレーするエンビードは、63試合に出場し平均22.9得点11.0リバウンド3.2アシスト1.8ブロック。得点、リバウンド、ブロックでチームトップの成績を残していたため、エンビード不在でプレーオフを戦うとなれば、大きな戦力ダウンとなることは確実。
エンビード不在の期間、チームはベテランのアーサン・イリヤソバやアミア・ジョンソンのプレータイムを増やし、エンビード不在の穴を埋めていくこととなるだろう。
3月30日(同29日)、エンビードは自身のインスタグラムで「不運にも、不慮のアクシデントが起きてしまった。でも俺はもっと良い状態になって戻ってくる」とコメントを残している。