4月9日(現地時間8日)、ウェルズ・ファーゴ・センターにてフィラデルフィア・セブンティシクサーズvsダラス・マーベリックスが行われ、シクサーズが109-97で勝利を収め、球団記録タイとなる14連勝と、2000-01シーズン以来のシーズン50勝に到達した。
試合は序盤から、ルーキーのベン・シモンズが見事なゲームメイクを披露。すると、第2クォーターに17-3のランを決めるなど、前半で61-48とリードを奪うと、後半に入っても主導権を握り、109-97で危なげなく白星を挙げた。シモンズが16得点7リバウンド9アシスト、JJ・レディックが18得点、ロバート・コビントンとマルコ・ベリネリがそれぞれ15得点の活躍を見せた。
現地メディア『ESPN』によると、ブレット・ブラウンヘッドコーチは試合後の会見で「そういえば、我々は50勝を達成したんだね。さらにシーズンタイ記録(14連勝)も達成して、ホームコートアドバンテージも取った。だが、私が目指しているのはそこではない」と話し、あくまでも優勝を狙うという姿勢を示した。
達成した14連勝は、ジュリアス・アービング氏を擁して優勝した1982-83シーズンと並ぶ記録。また50勝到達は、アレン・アイバーソン氏を中心にファイナルに進出した2000-01シーズン(56勝26敗)以来の成績となる。
エースのジョエル・エンビードが復帰すれば、プレーオフで番狂わせを起こす可能性もあるだろう。