今季のNBAレギュラーシーズンが終了、“ロサンゼルス対決”は15点差でレイカーズに軍配

勝利したレイカーズは35勝47敗のウェスト11位で終了[写真]=Getty Images

 4月12日(現地時間11日)、各地で2018年のNBAレギュラーシーズン最終戦が行われ、ステイプルズ・センターではロサンゼルス・レイカーズがロサンゼルス・クリッパーズと対戦した。

 第1クォーターは開始から点を取り合うも、残り3分37秒からブルック・ロペスが3本のフリースローとジュリアス・ランドルの得点で31−24と一歩抜けだす。直後には前日待望のNBAデビューを果たしたアンドレ・イングラムのアシストからゲイリー・ペイトン2世の3ポイントも決まり、7点リードで終えた。

 第2クォーターは、開始早々にジョシュ・ハートが沈めて点差を2ケタに。一時5点差まで迫られたが、残り2分26秒からトーマス・ブライアント、ペイトンの連続得点で持ち直し、64−53で前半を終えた。

32歳にして初のNBAのコートに立ったイングラム[写真]=Getty Images

 第3クォーターはハートが4本の長距離砲を射抜き、計14得点の活躍を見せる。この10分間も相手を上回る28得点を積みあげ、18点リードまで広げることに成功した。

 92−74で迎えた最後の12分間は、開始1分21秒にペイトン2世の3ポイントで101−80とする。その後も終始点差を保ったまま試合を進め、最終スコア115−110で試合終了。勝利したレイカーズは35勝47敗でウェスタン・カンファレンス11位、クリッパーズは42勝40敗の同カンファレンス10位で今シーズンの戦いを終えた。

【試合結果】
ロサンゼルス・レイカーズ 115−100 ロサンゼルス・クリッパーズ(@ステイプルズ・センター)
LAL|39|25|28|23|=115
LAC|32|21|21|26|=100

両チームともに今季のPO 進出はならず[写真]=Getty Images

試合後、WOWOW NBAファミリーの一員でもあるBoseさんから感想を述べてくれました。

「クリッパーズはここ数年調子が良かったけれど、クリス・ポールなど主力が抜けた今季は正直厳しいシーズンでした。新しいチームに生まれ変わる時期に来ているんだと思います。2メートル21センチのボバン・マリアノビッチのような面白い選手もいるので、今後に期待したいと思っています。レイカーズは、若手が育ってきているので、この先どんなチームになっていくのか楽しみです。噂されているポール・ジョージがチームに合流したら、一気に戦力アップするだろうし、今までとは違ったチームに生まれ変わると思います。今日の試合はそんな未来への期待を持ちつつ、楽しませてもらいました」(Bose)

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