ペイサーズのビクター・オラディポが今季のMIPを獲得!/2018 NBA AWARDS

ペイサーズ史上5人目のMIP受賞者となったオラディポ[写真]=Getty Images

自身初のオールスター選出を果たしたペイサーズ躍進の主役

 6月26日(現地時間25日)、カリフォルニア州サンタモニカのバーカー・ハンガーにて、『2018 NBAアワーズ』が行なわれた。

 MIP(最優秀躍進選手賞)の最終候補には、クリント・カペラ(ヒューストン・ロケッツ)、スペンサー・ディンウィディー(ブルックリン・ネッツ)、ビクター・オラディポ(インディアナ・ペイサーズ)の3人がリストアップされていた中、オラディポが受賞した。

豪快なダンクを何度もたたき込むなど躍動したオラディポ[写真]=Getty Images

 昨夏オクラホマシティ・サンダーからトレードでペイサーズ入りしたオラディポは、リーグ9位となる平均23.1得点に加え、5.2リバウンド4.3アシスト、リーグトップの2.4スティールをマーク。今季のオラディポは軒並み自己最高の成績を残し、初のオールスターにも選出。

 さらに、ペイサーズのエースとしてチームをけん引し、イースタン・カンファレンス5位となる48勝34敗という好成績に導き、プレーオフ進出を果たした。オラディポはMIP受賞後、「私を信じてくれたインディアナ・ペイサーズという組織に感謝しています。これは我々にとって始まりにすぎません。我々はまだ、始まったばかりです」と語り、来季以降もチームとして成長していくことを強調した。

今季のオラディポは自身初となるオールNBAサードチーム、オールディフェンシブファーストチーム入りを果たした[写真]=Getty Images

 なお、ペイサーズに所属していた選手が同賞を獲得したのは、オラディポが5度目。これまでジェイレン・ローズ(元ペイサーズほか/00年)、ジャーメイン・オニール(元ペイサーズほか/02年)、ダニー・グレンジャー(元ペイサーズほか/09年)、ポール・ジョージ(現サンダー/13年)が獲得している。

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