今季自己最高の平均16.1得点を記録した23歳のフォワード
今夏注目のフリーエージェント(FA)の1人として注目されているのが、ロサンゼルス・レイカーズのパワーフォワード、ジュリアス・ランドルだ。
4シーズン目の今季、ランドルは平均26.7分に出場し、16.1得点8.0リバウンド2.6アシストをマーク。82試合すべてに出場し、フィールドゴール成功率55.8パーセントと好成績を残している。
206センチ113キロのランドルは、3ポイントシュートこそ得意としていないもののまだ23歳と若く、インサイドに得点力を求めているチームは獲得に興味を持つことだろう。
ランドルは制限付きFAのため、他チームがどれだけ高額な契約をオファーしてこようとも、レイカーズはその金額にマッチさえすればランドルをキープできる権利を持つ。
とはいえ、レイカーズがランドルを来季もチームに残すかはわからない。今夏のレイカーズはオールスター級の大物FA選手獲得を狙っており、FA市場の最優先事項がランドルとの再契約ではない。
今季終了後、複数の現地メディアに対して「ここにいることができれば最高だろうね。(ランドル側とチーム側の)双方で良いことが起きるといいね」とランドルは語っていたが、エージェント(代理人)のアーロン・ミンツは「どうなるかわからない」と口にしており、来季の所属先は不透明なままだ。
現時点で明確なのは、去就は“レイカーズの動向しだい”というところだろうか。引き続き、ランドルの今後の動きに注目していきたい。