2年連続オールスターファン投票トップを誇るレブロンの絶大な人気は健在
リーグ最強プレーヤー、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)の人気は健在のようだ。
現地メディア『ESPN』によると、現地時間7月6日の午後、マンハッタンにあるNBAストアにレブロンが着用予定の『23番』ジャージーが店頭に並ぶと、大勢のファンが駆けつけた。情報筋によると、レブロンのジャージーはわずか1時間未満で完売してしまったという。
NBAの広報担当者はこう明かす。
「すさまじいほど多くのファンが興味を持っていただき、レブロン・ジェームズ選手のジャージーはチーム側からの発表に合わせて、NBAストアで売り出す準備ができていました。ですが、彼ら(ストアのスタッフたち)はあろうことか、棚の上に置いてしまいました」。
7月2日(同1日)にレブロンが実質的にレイカーズとの契約に合意すると、直後にオンラインでジャージーの事前販売が行われた。レブロンが自身のインスタグラムのストーリーでキャブスへの感謝と別れを投稿した約30分後には、オンラインで購入可能となったという。
通常、フリーエージェント(FA)の選手が正式に契約を結ぶことができるのは、モラトリアム期間が終了する7月7日午前2時1分(同6日午後0時1分/米東部時間)以降となる。それまではジャージーを販売することはできないことになっている。そのため、レブロンのレイカーズ版ジャージーは、モラトリアム期間終了と共に、即座に完売したのである。
もっとも、『ESPN』によれば、レブロンがこの日に即売したジャージーを着用することはないという。どうやらシーズン開幕前に変更があるようだ。
とはいえ、このニュースはレブロンという男の影響力が絶大なことを、改めて証明したと言っていいだろう。
レブロンはNBAストアにおけるジャージー売上ランキングで、トップ争いを繰り広げる常連で、オールスターのファン投票でも2年連続でリーグトップを誇っており、今年は263万8,294票を獲得しているように、33歳のベテランとなった今でも世界中で爆発的な人気を誇る。
ジャージー売上ランキングでは、移籍していなくとも毎年上位にランクインしていたことを考えると、リーグ屈指の人気チームであるレイカーズ入りによって、レブロンのジャージーはとてつもない売上を記録するに違いない。