ノックスが初戦で躍動、ヤングはスランプから復調の兆し
7月8日(現地時間7日)、「MGM Resorts NBAサマーリーグ2018」(以降ラスベガス・サマーリーグ)は大会2日目を迎え、2会場で計10試合が行われた。
この日の2試合目、トーマス&マック・センターではニューヨーク・ニックス対アトランタ・ホークス戦があり、ドラフト上位指名選手が競演。
ニックスでは今年のドラフト1巡目全体9位のケビン・ノックス、ホークスは全体5位指名のトレイ・ヤングだ。
この日がサマーリーグのデビュー戦となったノックスは、躍動感あふれる豪快なダンクを何本もたたき込むなど大暴れ。チームトップの22得点に加え、8リバウンド2アシスト1スティール1ブロックをマークし、91-89でニックス勝利に大きく貢献。
ヤングはユタで行われたサマーリーグの3試合で平均12.7得点をマークしていたものの、フィールドゴール成功率23.1パーセント、3ポイントシュート成功率12.5パーセントとシューティングスランプに陥っていた。
しかしこの日のヤングは持ち味の1つであるディープ3ポインターを3本も決めるなど計21得点に11アシストを残し、復調の兆しを見せていた。また、ドライブから決めた見事なアシストなどでも会場を沸かせた。
このゲームではホークスの2年目で、パワーフォワードのジョン・コリンズが4本の長距離砲を含むゲームハイの30得点に8リバウンド、タイラー・ドアシーが15得点14リバウンドを挙げていたが、ヤングは彼らに勝るとも劣らない活躍だったと言っていい。
ルーキーシーズンでも活躍が期待される両選手。シーズン開幕に向けて、楽しみな選手たちであることは間違いなさそうだ。