2018.05.28
5月23日(現地時間22日)、NBAは2017-18シーズンのオールルーキーチームを発表した。
オールルーキーファーストチームには、ベン・シモンズ(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)とドノバン・ミッチェル(ユタ・ジャズ)が満票となる100票を獲得し、文句なしで選出。この2選手と共に新人王の最終候補にノミネートされたジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)は満票まで1票届かず。
セルティックスの指揮官ブラッド・スティーブンズは、テイタムが満票を獲得できなかったことについて、現地メディア『ESPN』へ「誰かがミスをしたんだろう。彼(テイタム)は信じられないルーキーイヤーを送っている。すべてのアワードで、彼は受賞するに値すると思う」と語っていた。
ほかにファーストチームに選出されたのは、カイル・クーズマ(ロサンゼルス・レイカーズ)とラウリー・マルッカネン(シカゴ・ブルズ)。両選手とも所属チームの主軸として平均2ケタ得点をマークした。
「僕らは過去10年から15年の中で、ベストなドラフト組じゃないかな。03年以来かもしれないね。僕らはNBA1シーズン目で、旋風を巻き起こすことができたと思う」とクーズマは言う。
今季のルーキーが豊作だったのは間違いない。その指標として挙げたいのが、平均2ケタ得点を挙げた選手数だろう。今季のルーキーは14人が平均2ケタ得点をマークしており、過去20シーズンにおけるルーキーで最も多い。
なお、オールルーキーセカンドチームには、デニス・スミスJr.(ダラス・マーベリックス)、ロンゾ・ボール(レイカーズ)、ジョン・コリンズ(アトランタ・ホークス)、ボグダン・ボグダノビッチ(サクラメント・キングス)、ジョシュ・ジャクソン(フェニックス・サンズ)が選ばれている。
2017年のドラフト組は、歴代トップクラスへと飛躍するポテンシャルを秘めていることは間違いない。レブロン・ジェームズ(クリーブランド・キャバリアーズ)やドウェイン・ウェイド(マイアミ・ヒート)、カーメロ・アンソニー(現オクラホマシティ・サンダー)らが指名された03年組を上回る評価を得るためには、彼らが来季以降、どこまで成長を遂げ、どのような実績を残すことができるかがポイントとなる。
特にシモンズやミッチェル、テイタムはプレーオフの1回戦突破を果たした所属チームにおいて、主軸として活躍していることから、チャンスは十分あるのではないだろうか。
2018.05.28
2018.05.26
2018.05.24
2018.05.13
2018.05.11
2018.05.11